1987-09-03 第109回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
そういうものが、先ほども申し上げましたような米と麦というようなことを考えていかなきゃいけませんが、麦作自体の単収といったようなものにつきましては、我が国の気象条件等々もあり、格差は開いているということも否めない事実でございます。
そういうものが、先ほども申し上げましたような米と麦というようなことを考えていかなきゃいけませんが、麦作自体の単収といったようなものにつきましては、我が国の気象条件等々もあり、格差は開いているということも否めない事実でございます。
○渡邊(五)政府委員 財政の問題とかあるいは対外的な問題というのは、私ども、麦をめぐります外部的条件としてそれはそれなりに考えなければならないと思いますが、また、麦作自体におきます最近におきます生産性の向上あるいは収益力、こうした点でさらにさらにこれを高めていくという御努力とあわせて価格問題を考えていくべきだろうというふうに考えております。
そしてその際、いま問題になりましたのは麦の生産というのは地域とか田畑の別とか、それから作付規模の大小によって著しく違っているということもございますし、それから農家経営全体の中で米と麦とのウエートが違うという問題もございますし、それから麦作自体、内容的に検討いたしますといろんなやり方で投下労働時間等に著しいバラつきがあるというようなこともございますので、生産費方式を採用するということは問題がある。