1987-09-03 第109回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
○三治重信君 お二人の方向で大体想像がつくわけなんですが、そうだとすると、価格の生産費方式の中では、今度の米審で麦作生産奨励金というような漠としたものは加えないで価格が決まるといっても、元来積んじゃっているわけだから、そう簡単には減らないだろうと思うんです。
○三治重信君 お二人の方向で大体想像がつくわけなんですが、そうだとすると、価格の生産費方式の中では、今度の米審で麦作生産奨励金というような漠としたものは加えないで価格が決まるといっても、元来積んじゃっているわけだから、そう簡単には減らないだろうと思うんです。
なお、本年度の麦作の拡大傾向が今後定着をするように麦作生産奨励とか、あるいは生産性向上とか、技術改善対策等を一層充実するように努力してもらいたいというようなことが付されております。
○松元政府委員 簡潔にお答え申し上げますが、麦作生産奨励補助金、これは奨励補助金でございますから、どうしても一定の事務手続が必要であったわけでございます。特に本年度は初年度でございまして、多少関係者のふなれがございましてかなり遅くなったということは事実でございます。しかし、なるべく早くした方がいいということはもちろん間違いございません。
すでに同僚委員の質問がありますから、重複を避けながら一、二点お伺いしたいと思いますけれども、麦作生産奨励補助金、それから大豆の生産奨励補助金、これについて税の立場から見ますと、これはいわば経常的な収入だから一時所得とは見れない。したがって、税の減免というわけにはいかぬという議論もあり、ところが、農家の立場から見ると、これは毎年決めるものだという不安定性がどうしてもこの補助金にはつきまとっている。
しかし、いまのお話しのございました麦作生産奨励金二千円は、これはもうあの予算計上のときからよく御説明申し上げておりましたように、一俵当たりの助成金ではありませんで、生産のための奨励金でございまして、ただ、それが一俵にすれば二千円になる。