2012-11-08 第181回国会 衆議院 農林水産委員会 第2号
しかし、麦についても、やはり、つくるということだけではなくて、何に使われる麦なのかというような、その機能性も含めてこれからはきちんと、つくるときに、どこに売れる、何に使われるんだというような形のところに転換をしていかなければ、麦そのものをつくっている人たちの意欲というものもこれからの将来の夢というものもなくなってくるだろう。
しかし、麦についても、やはり、つくるということだけではなくて、何に使われる麦なのかというような、その機能性も含めてこれからはきちんと、つくるときに、どこに売れる、何に使われるんだというような形のところに転換をしていかなければ、麦そのものをつくっている人たちの意欲というものもこれからの将来の夢というものもなくなってくるだろう。
また、麦につきましては、国民の食生活におきまして米と並んで重要な主食の地位を占めておるものでございまして、農業生産におきましても代表的な土地利用型の作物の一つでございますし、水田農業の確立を図る上での有力な転作作物だとか、裏作物としての重要な地位を占めておることから、食管制度の対象に位置づけておるわけでございまして、 〔理事高木正明君退席、委員長着席〕 これは一応麦そのものではちょっと食べられませんので
麦そのものを見ましても大変に大きな変化をして今日までまいりました。輸入麦が大半を占めまして、麦も非常に自給率も低下したときがあったわけでありますが、農林省が一貫して「米と並んで主食としての地位を占める農産物」だという、こういう考え方できておったのかどうか、今までの経過を見ますと非常に疑わしいような気が非常にするわけであります。
ただ、現在の自給率が非常に低いということや、それから主業的に麦作をしているというんじゃなくて転作地、それからまた裏作とかいろんなそういう作物としてあるということで、そういう点では非常に不安定な要素といいますか、麦そのものの国内での必要性とかいろんなことが、それから省力化とか輪作体系とか言われるわけでありますけれども、そういうことからいって、五十五年に農産物の需要と生産の長期見通しを立てております。
だからソバの花と麦、恐らく麦そのものをよく知らなかった。やっぱり実際のことを知らないで頭で計画を立ててやっていくとそのときそのときくるくる変わってくるのじゃないのかな。その点いかがですか、大臣、あなたそう感じませんか。
そういうような解釈でもっていくとするならば、日本の麦そのものもやはり外麦のような品種改良をやるとか、そういうふうにしなければ、日本の麦と外麦との使用の方途が違うわけなんです。種類は同じ麦であっても違う。
この麦価問題につきましては、やはり輸入の問題と切り離して考えることはできない、さらにはいわゆる麦そのものの品種改良、こういう問題とも切り離しては考えることができない、いろいろな多面的な要素を持っているわけでありますけれども、基本的にはもう少し麦を日本の国で、日本の中でつくらせるということになれば、麦価をもっと引き上げなければならないし、さらには麦の品質改良についてもきちんとした指導をもう少しすべきである
ですから、麦そのもののお話でございますので、先ほど申し上げたように、私は外国に依存すべきものではない、国内でこれだけの二毛作地帯を持ち、北海道の大高原を持っている今日、日本が麦の輸入という点はなるべく控えていくような方法をとって、そして再生産をどんどんやってもらうような方途を切り開いていくべきだ、このように考えております。
それにつきまして、麦そのものの自給を放棄してきたというたいへんな状況におちいっておる。これはいまこそ自給をしなければならないということが最大の緊急の課題であると思うのですが、これについて私お聞きしたいのは、政府や財界、皆さん方のほうでは、かねて輸入拡大の方針を少しも改めようとしておらないということですね。
生鮮食料品、米、麦そのものについて特に値上げの幅が高いというあたりも、大企業のコストと比べて問題であるというふうに思います。
○内田善利君 私は作物の減収の問題を言っておるのではなくして、作物が植わっておる土壌そのものが結局米あるいは大豆の中に多量のカドミウムを含む状態になっておるのですが、その原因である土壌を改良する必要はないかということを聞いておるわけで、カドミウムが大豆、米、麦そのものに許容量以上に含んでおる。そういったものをなくするためには土壌の改良の必要はないかと、こうお聞きしておるわけです。
それから食べる麦に困るというような御意見もあるわけでありますが、これは食べる麦そのものがないのではありません。これは精麦を相当量いたしまして、それぞれ流通をいたしておるのでありますから、これはひとつ、その方面で入手をしていただきたい。麦がとれなかったから、去年の麦を各農家に払い下げるなどということは、これはちょっと問題になると思うのであります。
○森八三一君 その次に、えさの問題ですが、非常にえさが高騰して、生産物が下がって困っておるということで、昨年も行なわれました政府の手持ち麦の緊急飼料用としての払い下げの問題ですが、すでにこれは畜産連だとか、全購連だとかいう実需者の団体には配合飼料用のものとしてある程度のものを措置されたということで、この点は非常に感謝いたしておりますが、そういう部類だけじゃなしに、昨年行なわれましたと同じように、麦そのものを
○河野謙三君 そうしますと、先ほど、農家に直接やった場合は、麦そのものを全量えさにするということについては、技術的に今までいろいろ問題があった、こういうことをおっしゃいました。そうすると、今度四十万トンえさ用に払い下げる分は全量えさ川にすってしまうのだから、そうすると、今御指摘になった全量えさにすることについては問題があるということと矛盾があるように思いますが、どうなんでしょよか。
まず、麦を小麦、テンサイ糖、菜種、飼料作物等に転換をされる、そういう指導をしようという計画のように聞くのでありますが、農業の中での成長部門というと、畜産、果樹、園芸でありますが、この畜産の方面については、飼料の自給対策として、麦そのものを飼料にかえる場合もありましょう。
ある時期まではこれを保護して参りますこともけっこうでありますが、むしろそういうような需要の減じていくものに対しては、麦そのものにつきましてもあるいは飼料に転換するということも考えられますが、同時に麦――大、裸の全数量に対しましてある程度の作付は転換しつつ、より売れるものと申しますか、需要の伸びるものの方に転換することが必要だという考えで転換を考えております。
それはまず第一に、麦そのものが非常に過剰生産の状態に陥っておりまして、食管の手持ちが非常にふえております。それからまた輸入との関係におきましても、日本の麦は最も国際的競争力の弱い作物の一つでございます。従って、とうていこのままでは自由化の方向に耐え得ない、こういう性格を持っております。
そうすると麦の価格というものをそうやたらにいじるわけにいかない、それから麦そのものがどういうことになるかというと、これは先ほど大豆のときにも申しましたが、大麦を取り上げてみても、これは藁稈も十分な肥料になるわけです。それから実は飼料になるのだし、それから食糧にももちろんなる、こういうような非常にいろいろな多方面のものを持っておる。
麦そのものが安くなれば粉食は進みましょうから、従ってそれだけふすまがふえるわけでありますが、麦価をそう下げるわけにいかない。といたしますならば大きな目から見てどうしてもそこに限界が生ずる、かように考えるわけであります。従ってそういう限度においてものを考えて参りますと、先ほどの自給飼料面は別にいたしまして、やはりふすまを代替する方法はないか、こういう問題にならざるを得ないだろうと思います。
そのほかに麦そのものを飼料として配給するのが国内産で約五十数万トン、輸入品を十万トン余りというふうに考えておるのであります。これは麦そのものであります。
従つて外麦については買つた値段で売つてなくて、買つた値段よりも少し高目に売つておる、そういう関係で外麦そのものについては利益が発生します。ところが内麦は政府が売つております価格では円内の麦作農民から買つてないので、麦作農民からは若干高目に買つておる、そのために食管の会計の中で赤字が発生する。そこで外麦による利益と内麦による赤字とで消し合つておる、そういうのが血管の会計の中の操作の実態であります。