1953-09-04 第16回国会 衆議院 農林委員会 第32号
浜名北部畑地灌漑事業は、天龍川右岸に展開する浜名平野西北部に位する浜名郡北浜村、中瀬村、赤佐村及び引佐郡鹿玉村の一部にまたがり、受益面積千百余町歩を対象とするものであります。地域はほぼ平坦な地形でありますが、天龍川の変遷によつて生じました小起伏も相当にあり、大部分は畑地で、不規則な帯状に連なるくぼ地その他に水田が散在しておりますが、その面積は僅少であります。
浜名北部畑地灌漑事業は、天龍川右岸に展開する浜名平野西北部に位する浜名郡北浜村、中瀬村、赤佐村及び引佐郡鹿玉村の一部にまたがり、受益面積千百余町歩を対象とするものであります。地域はほぼ平坦な地形でありますが、天龍川の変遷によつて生じました小起伏も相当にあり、大部分は畑地で、不規則な帯状に連なるくぼ地その他に水田が散在しておりますが、その面積は僅少であります。
沿川住民は雨季にいたれば水害の豫防、災害の救濟に寧日ない實情でありまして、同河川の急速なる抜本的改修は菊、鹿、玉三郡民の今日最も熱望するところであります。聞くところによれば政府においては今回全國河川の急速なる改修を企畫せられたと聞いております。