1984-07-26 第101回国会 参議院 法務委員会 第9号
相互主義の点は、これはあの当時の鹽野法務次官がアメリカに行きまして「ロッキード・エアクラフト社問題に関する法執行についての相互援助のための手続」という協定をあちらの司法省と結んでおる。これは相互主義の原則も充足されだというような、非常に詳細な理論を展開しておられる。
相互主義の点は、これはあの当時の鹽野法務次官がアメリカに行きまして「ロッキード・エアクラフト社問題に関する法執行についての相互援助のための手続」という協定をあちらの司法省と結んでおる。これは相互主義の原則も充足されだというような、非常に詳細な理論を展開しておられる。
これに対し、三月十一日付フォード大統領返書により、人権の尊重と米国で行われている政府機関による調査の公正を確保する見地から、機密保持の取り扱いを条件として関係当局間で関係資料の相互提供を行う用意がある旨の回答がありましたので、政府としては、その趣旨を理解して、三月十二日閣議決定によりこれを受諾することとし、これに基づき、鹽野法務事務次官を米国に派遣し、米国司法省と交渉させた結果、三月二十四日わが国法務省
○鈴切委員 きょうは大体稻葉法務大臣と安原刑事局長が中心になろうかと思いますけれども、その前に、実は去る十二日の当ロッキード委員会で私が質問をした中に、かつて法務大臣が検事総長に対して、臨時国会等のめどもこれあり、報告を聞きたい、こういう話があって、ところが鹽野事務次官並びに安原刑事局長からの進言もこれあり、政治介入をするということはまずいというお考えもあって一応おやめになられた。
○鈴切委員 過日、法務大臣が検事総長にお会いになって報告したい、こういうことをちょっと言われたんですけれども、その後たしか鹽野事務次官ですか、それと安原刑事局長からの進言もこれあり、それを御中止になられたわけでありますが、あなたがそうやって検事総長に会って報告を聞きたいというふうに言われたことがいち早く報道されるし、その報道されたことは検事総長も当然耳に入るわけでありますから、そういうことから言いまして
そのことと、それから、きのうあなたの方から、鹽野さんが行ったらしいけれども、どういうことを最高裁当局に依頼というか話をしたのか、その概要を、これはアメリカの捜査に響くということもありますから、それはぼくらもよくわかりますから、きょう最高裁の刑事局長を呼んでいたわけですけれども、いろんな配慮からこれは出席しない方がいいということで出席しないようですが、それは別として、ある程度の内容を話していただきたいと
そういった総理の決意、それにあわせて鹽野法務次官が訪米をして、日本の司法当局が熱心にアメリカの当局と交渉して、真相解明についての日米双方の司法当局間の協力に関する実務取り決めというものが締結されたわけです。これは総理の熱意がしからしめたと思うのでありまして、私は高く評価しておるものです。 この実務取り決めに基づいて米国政府が持っておる資料を日本に提供してくれておる。
○黒柳明君 それでね、日米司法当局と当然事務次官も、鹽野さんも行って話したし、あれだけの案文をつくって司法共助、いわゆるその中において最大の協力をすると、こういうことです。ただ、今回の問題については、これはまあ日本の問題であるとはいえ、この問題はアメリカとの相談をしたんですか、日本側としてはこういう態度をとると、こういうことは相談をしたんですか。その点どうでしょう。
そこで、法務大臣は三月十五日、法務事務次官鹽野宜慶、法務省刑事局刑事課長吉田淳一ほか一名を米国に派遣し、米国司法省と右取り決めのための折衝を行わしめた結果、三月二十四日、右取り決めが締結されました。第五、米国側関係資料の入手。
そこで法務大臣は、三月十五日法務事務次官鹽野宜慶、法務省刑事局刑事課長吉田淳一外一名を米国へ派遣し、米国司法省と右取り決めのための折衝を行わしめた結果、三月二十四日右取り決めが締結されました。 第五に、米国側関係資料の入手について申し上げます。
刑事課長は鹽野事務次官とともにアメリカに最初に渡られた方でございますから、その辺の事情はよく御存じだと思います。果たしてこういつた資料の問題で重要な資料が残っているのか、あるいは直接の事情聴取はどうしてもできないのかどうか、この二点をお尋ねしたいと思います。
この協定を、第七項を結ぶ前に、法務省は鹽野さんとそれから吉田刑事課長が行ったのかな、その前に最高裁へ行っていろいろ相談をしているようですね。最高裁はどういうふうな相談を受けたのでしょうか。あるいは相談と言えるかどうかは別として、どういうふうな話があったのか。そこら辺のところを両方から説明願いたい、こう思います。
そこで刑事局長、あなた、何回となくと言うと言葉が悪いけれども、二回か三回か、三木総理のところに直接呼ばれて、呼ばれたのかあなたの方から行ったのかしらぬけれども、たとえば鹽野さんたちがアメリカに行くときもそうでしょう。帰ったときもそうだ。行っているわけです。三木さんに会って、相当長い時間話をしている。三十分か一時間近く話をしているときもある。
下平 正一君 中谷 鉄也君 安井 吉典君 大野 潔君 林 孝矩君 岡沢 完治君 松本 善明君 出席国務大臣 法 務 大 臣 小林 武治君 出席政府委員 警察庁刑事局長 高松 敬治君 法務大臣官房長 安原 美穂君 法務省刑事局長 辻 辰三郎君 法務省保護局長 鹽野
○鹽野政府委員 先ほど来申し上げましたとおり、多くの事件を並行して審査を進めておりますので、いつごろ結論が出るかということは、ただいまのところでは申し上げかねるのでございます。
○鹽野政府委員 御質問の点でございますが、審査会といたしましては事案に即した審査をし、結論を出すということでございまして、ただいまの御質問でございますと、特赦の出願をした、ところが、審査の結果どうも特赦の理由まではない、減刑程度なら考え得るというようなケースがかりにありました場合に、出願が特赦だからこれは却下だというふうな取り扱いはいたしません。
敏夫君 羽田野忠文君 松本 十郎君 村上 勇君 赤松 勇君 中谷 鉄也君 大野 潔君 林 孝矩君 岡沢 完治君 松本 善明君 出席政府委員 警察庁刑事局長 高松 敬治君 法務大臣官房長 安原 美穂君 法務省刑事局長 辻 辰三郎君 法務省保護局長 鹽野
増田 盛君 杉原 一雄君 ————— 議 長 重宗 雄三君 副 議 長 安井 謙君 ————— 政府委員 総理府総務副長 官 湊 徹郎君 法務政務次官 大竹 太郎君 法務省保護局長 鹽野
○政府委員(鹽野宜慶君) ただいま御指摘の点でございますが、私ども事務当局といたしましては、死刑の恩赦につきまして、審査会の委員が冷たい態度をとったということは承知いたしておりません。
○鹽野政府委員 御指摘のとおり、四十五年度の予算にBBS関係の予算が若干計上されているわけでございます。この予算は、BBS会員の研修の際に、従来から保護観察所におきましてこれに協力いたしているわけでございますが、その研修の際に保護観察官が研修会に出席する旅費というものが若干入ったということでございます。
○鹽野説明員 その点につきましては、私ども承知いたしておりません。 それから刑務所長と委員会の判断との一致あるいはズレという問題につきましては、前回申し上げましたとおり、最近の状況では、刑務所長の申請の大体八五%くらいが許可になっているというのが実情のようでございます。
○鹽野説明員 先ほど申し上げましたように、二名出ているわけでございます。
○政府委員(鹽野宜慶君) 人員の不足という点はいろいろございますが、一番大きな問題は、御承知のとおり、地方更生保護委員会は仮釈放の審査を担当しているわけでございます。たとえば刑務所の受刑者を刑期の途中で釈放する、あるいは少年院で教育を受けている者を途中で仮退院させるというような点の審査決定をいたしているわけでございます。
岩間 正男君 国務大臣 法 務 大 臣 西郷吉之助君 政府委員 行政管理庁行政 管理局長 河合 三良君 法務大臣官房長 辻 辰三郎君 法務大臣官房会 計課長 安原 美穂君 法務省矯正局長 勝尾 鐐三君 法務省保護局長 鹽野
○政府委員(鹽野宜慶君) 地方更生保護委員会の問題について御説明いたしますが、地方史生保護委員会の委員は常勤の国家公務員でございまして、いわゆる一般の国家の職員でございます。
○政府委員(鹽野宜慶君) いわゆる白鳥事件の村上国治の仮釈放の問題につきまして、従来の経過を御説明申し上げます。 御承知のとおり、この事件は、昭和三十八年の十一月十一日に上告棄却によって確定いたしました。刑期は懲役二十年ということでございます。
岩間 正男君 国務大臣 法 務 大 臣 西郷吉之助君 国 務 大 臣 床次 徳二君 政府委員 宮内庁次長 瓜生 順良君 皇室経済主管 並木 四郎君 法務大臣官房長 辻 辰三郎君 法務省民事局長 新谷 正夫君 法務省矯正局長 勝尾 鐐三君 法務省保護局長 鹽野
○政府委員(鹽野宜慶君) 御指摘のとおり、地方更生保護委員会は法務省の地方支分部局でございますので、法務大臣が一般的な監督権を持っていることは御存じのとおりでございます。ただ、具体的事例につきましては事案の性質上、法務大臣といえどもタッチしないというたてまえで進めているわけでございます。
西郷吉之助君 大 蔵 大 臣 福田 赳夫君 農 林 大 臣 長谷川四郎君 自 治 大 臣 野田 武夫君 国 務 大 臣 (総理府総務長 官) 床次 徳二君 出席政府委員 法務大臣官房長 辻 辰三郎君 法務省矯正局長 勝尾 鐐三君 法務省保護局長 鹽野
○鹽野政府委員 ただいま御指摘の統計の詳細を用意しておりませんが、概略のところを御説明申し上げますと、明治百年記念の特別恩赦でただいままで、と申しますのは五月三十一日現在で申し上げますと、中央更生保護審査会が受理いたしました総件数は四千五百二十三名でございます。そのうち、現在まで処理されておりますのは、二千四百三十八名、約五四%くらいが処理された段階である、こういうふうに考えております。
岡沢 完治君 山田 太郎君 松本 善明君 出席政府委員 内閣法制局第一 部長 真田 秀夫君 警察庁刑事局長 内海 倫君 防衛庁人事教育 局長 麻生 茂君 法務政務次官 小澤 太郎君 法務大臣官房長 辻 辰三郎君 法務省保護局長 鹽野
○鹽野政府委員 保護観察中の少年で所在不明になります者は、総数の約六%ぐらいでございます。これは御案内のとおり、大都会地の場合に比較的その率が高いということが一般的に言えるようでございまして、東京の保護観察所管内だけで申しますと、これよりやや率が高くて、七%を若干上回るというような状況のようでございます。
○鹽野政府委員 少年法改正の問題につきましては、従来から法務省において検討を進めているところでございます。 〔永田委員長代理退席、委員長着席〕 その内容は、ただいま御指摘のように、年齢の引き下げあるいは検察官の先議、そういうような問題が中心となって議論されていたのでございます。しかしながら、少年法改正の問題は、それのみならず、いろいろな問題が含まれていると思います。