1973-08-28 第71回国会 衆議院 農林水産委員会 第48号
それからいま一つは、私のところの月山で——出羽三山のところに月山という山がありますが、ここに秋田営林局長が視察に来るというときの数日前に、鶴岡営林署ではあわてて、緑を守ろうとか山火事をなくそうとかいうものをべたべた張りつけたんですね。
それからいま一つは、私のところの月山で——出羽三山のところに月山という山がありますが、ここに秋田営林局長が視察に来るというときの数日前に、鶴岡営林署ではあわてて、緑を守ろうとか山火事をなくそうとかいうものをべたべた張りつけたんですね。
○田村参考人 これは伐採と林道が結局二重の自然破壊をしているという御指摘で、それに対して地元営林署はどう言っているかということが一点でございますが、私どもは、地元営林署には、私どものところでは鶴岡営林署、寒河江営林署、山形営林署、古口営林署、真室川といろいろございますが、その管轄が秋田営林局でございます。そこには二度ばかりこのことで抗議に行きましたし、また地元鶴岡営林署には再三再四行っております。
ただ、遺憾なことは、ここに鶴岡営林署で経理の紊乱をしておるものが掲記されておる点でございます。
それは秋田営林局の鶴岡営林署で起った問題でございますが、鶴岡営林署で管内のある山の流木を伐採して水流による流送を行なっておりましたところ、予想外に流失材が発生したのでございますが、そのように営林局にも報告せず、わずかにその一部の流失報告をしただけで大部分を隠しておる。そうして逐次所管の流木を代採するなり処分してなしくずしにこれを整理した。
これは秋田営林局鶴岡営林署のできごとでございます。要するに正規の経理をすることなくして予納金等の名目で莫大な金を民間から受け取ってこれを架空名義によって人夫賃等に流用をした。しかしてそれは秋田営林局が鶴岡営林署を指導しておるということが二一三ページの第一行に書いてあります。秋田営林局の指導によって天空名義によって人夫賃、物件費など、この場合は計二百二十二月余円を支払っておる。
それから当初の鶴岡営林署長は今申しました門田為三でございまして、これは二十九年の十二月に強制退職をさしております。それからその後の署長がただいま申し上げました現任の佐藤署長でございます。