2021-05-11 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第11号
鶏一羽当たりの飼養スペースについては、死亡率を調べた海外の知見などからは四百三十から五百五十五平方センチとすることが推奨されるが、必要な飼養スペースは、飼養される鶏の品種、系統や鶏舎の構造、換気の状態、ケージのタイプ、鶏群の大きさ等によって変動すると。
鶏一羽当たりの飼養スペースについては、死亡率を調べた海外の知見などからは四百三十から五百五十五平方センチとすることが推奨されるが、必要な飼養スペースは、飼養される鶏の品種、系統や鶏舎の構造、換気の状態、ケージのタイプ、鶏群の大きさ等によって変動すると。
○政府参考人(水田正和君) 大臣の先ほどの答弁の中にもございましたけれども、畜舎や鶏舎についても基本的な考え方は今大臣から答弁したものと変わりません。B基準を選択した畜産の経営者が従業員が災害時に適切に避難等を行うことができるようにすべきであるというふうに考えているところでございます。
そういう中で、どの飼養形態を選択するかにかかわらず、バタリーケージだけではなくて、エンリッチドケージや多段式平飼い方式なども含めて、鶏舎の整備についての支援の対象としているところであります。
更に言えば、ウィンドーレス鶏舎で換気扇を止める。換気扇を止めると酸素濃度が当然薄くなっていきますから、それで鶏舎全体で鶏が死んでいくというような方法を取っているところもあるんですね。更に言えば、換気扇を止めれば鶏舎内の温度がどんどんどんどん上がっていくので、温度によって、熱中症でじわりじわりと殺処分をしているというようなところも実際にあるわけです。
また、ウィンドーレス等による、大型換気扇を止めることによって鶏舎の換気を遮断する目的というものは、換気扇の気流に乗りまして羽毛等に付着したウイルスが鶏舎の外に飛散し、周囲の農場に感染が拡大するリスクを低減するための措置でありまして、殺処分の手法として実施をしているものではありません。
このため、鶏舎の整備に対する国の支援につきましても、生産者の方々が消費者のニーズを踏まえて生産方式を選択できるように、バタリーケージだけではなくて、エンリッチドケージや多段式平飼い方式についても既に支援の対象としておりまして、特に、強農、総合支援交付金におきましては、アニマルウェルフェアの要素を含むGAP等の認証を取得している場合には、加算ポイントを設け採択されやすくするなどの措置を講じております。
そういう農場につきましては、当該手当金に使途の限定はありませんので、鶏舎の解体等の費用に充てることも可能であるということでございます。 いずれにしても、現場に寄り添った対応、助言をしてまいりたいと考えております。
ちなみに、鳥インフルエンザについて申し上げますと、平成十六年から平成三十年までの間に廃業された方は七戸でございまして、その後、各県から、いわゆる古い鶏舎が残っているのでどうにかしたい、何か手だてはないかといった相談は受けていないところでございます。
今、当該企業の経営情報が推計をされて、その競争上の地位を害するおそれがあるということを申し上げましたが、それはどういうことかと申し上げますと、鶏卵事業につきましては、鶏卵価格が補填金基準より下落した場合に、差額の九割に販売数量を乗じた補填金が支払われる、更に下落した場合は、鶏舎を長期的に空けることにより需給改善を図る取組に対して、成鶏出荷羽数に乗じた奨励金がそれぞれ生産者に支出されるということになりますので
また、更に価格が下落した場合に、鶏舎を長期的に空けることにより需給改善を図る取組について、成鶏出荷羽数に乗じた奨励金がそれぞれ経営者に支出をされます。仮にこれを……(発言する者あり)
これは鶏舎に止まり木や巣箱の設置等を義務化するものでありますけれども、義務化されれば養鶏業界は多大な設備投資を迫られることになります。そこで、規制に反対する養鶏大手のアキタフーズが大臣や政治家、官僚らに賄賂、接待を含む働きかけを行い、業界側の要求に即した政策決定をしたのではないか。結果としてそのような政策決定となっているのでありますが、金が行政をゆがめたとしたならばこれは大問題であります。
こうしたことから、兵庫県でも、発生しました淡路市のみならず本州サイドにおきましても、JAや全農さんが中心となって鶏舎周辺の消毒や金網、防鳥ネットの設置などが行われているところでございます。
また、防鳥ネットも、隣の香川県、たくさんため池があって、そこの野鳥が、あるいは小動物が鶏舎に入ってくる、これを防がないといけない。それを防ぐための柵等をつくった場合、そういうのは支援されるのだということが知らないところも多いんだと思います。先ほどおっしゃった消費・安全交付金による支援というのも、あわせて伝えていただくようお願いします。
その万が一のときに、国や県あるいは市ベースでどんな支援があるのかということを具体的に鶏舎、養鶏場に伝わるように指導していただくようお願い申し上げまして、私の質問を終わります。 ありがとうございました。
鶏舎の周辺で防護服の着脱補助というのをやっている職員がいらっしゃるんですけれども、その環境が劣悪だと。一クール八時間勤務なのですが、その間、自分たちも防護服を着用するので一切水分補給ができません、お手洗いにも行けません、その上、体力仕事です、この勤務が二日に一回は回ってくるので、皆脱水症状に陥っていますと。これは先週の金曜日の段階ですから、多分改善されたのかなと思います。
いずれにしても、今回香川県で発生した二事例につきましては、鳥の鶏舎間のところで長靴が交換されなかったことですとか、あるいは、ネズミが侵入した痕跡が見られたこと、また、野生動物の侵入が可能となるようなすき間があったことなどが確認をされておりまして、飼養衛生管理が徹底されなかったことも指摘をされており、そうした中で最終的には農場にウイルスが侵入したのではないかと考えているところであります。
それから、それに加えまして、今年度改正した飼養衛生管理におきましては人の手首の消毒の徹底それから鶏舎の出入り口の交差汚染防止対策というものを追記いたしまして、飼養衛生管理を順次改正してきたところでございます。
私も、八街市の鶏舎、牛舎、多古町、山武市、八街市の農業用ハウス、そして九十九里町の漁業施設等の倒壊現場に入り、被災者の皆様からさまざまな御要望をいただきました。中でも農業用ハウスの倒壊状況はすさまじく、復旧への支援の必要性を痛感いたしました。
私の地元の四街道の養鶏場、テレビ朝日とか読売新聞でも取り上げられた大きな養鶏場ですけれども、鶏舎が全部ぶっ飛んで壊れてしまいました。もうその方の心が折れて、廃業するとおっしゃっているんですね。ところが、廃業するにしても、壊れた鶏舎の撤去にお金がかかるわけですよ。 こういった助成というのは、農業あるいは畜産、こういったものを継続しないと補助が出ないんですね。
○山本政府参考人 今御指摘いただきました廃業する養鶏場の鶏舎等の撤去につきましてですが、これは、市町村が生活環境の保全上の観点から支障があると認められると判断した場合におきましては環境省の災害等廃棄物処理事業費補助金の補助対象となりますので、ここは市町村としっかりと調整してまいりたいと考えております。
御指摘いただきましたように、鶏が著しく汚染している状態につきましては、食鳥検査法に基づく屠殺前の生体検査で、生体受入れ施設で、同一の鶏舎で飼育された鳥群など、ロットごとに確認しているところでございますが、今いただいた御指摘も踏まえまして、事前通告なしに検査することも含めまして、現状の把握ができるよう調査を行いたいと考えているところでございます。
また、食中毒対策といたしましては、鶏卵のサルモネラ総合対策指針、あるいは生産衛生管理ハンドブックを作成、策定いたしまして、鶏舎への病原体の侵入防止、消毒の励行、あるいは過密でない状態での飼養の徹底、こういったことを図っているところでございます。 今後とも、こういったことを通じまして安全な鶏卵の安定供給に取り組んでまいりたいと考えてございます。
想定していなかった問題もいろいろ起きまして、例えば殺処分した鶏を埋却しようとして、鶏舎の近くに穴を掘って埋めるわけですけれども、掘ってみたら水が出てきた、代替地を探さなきゃいけないと。それが相当遠いところで、今度はトラックにそれを載せて運ばなければいけないと。
その前提で、北海道の清水町の件、これはおっしゃるとおり発生農場が三十万羽弱、二十八万羽規模であった採卵鶏農場でありまして、かつ現地の気温が氷点下十五度というような非常に積雪もある過酷な環境下で夜から作業しなければならなかったというような非常に厳しい条件であったということでございますが、その中で関係者の皆様御努力いただいて、発生鶏舎での殺処分の優先実施、それから農場周辺における消毒ポイントでの消毒の徹底
いずれにしましても、こうした状況を踏まえまして、今月三日にはまた再度、都道府県に対し、改めて家禽飼養者に対する異状の早期発見、早期通報を含めた鶏舎の厳重な警戒と、それから体制整備ということについて要請させていただいたという状況でございます。
これら被害を受けた府県などからは、既に二月初旬に農水省に対して緊急要請がなされておりますが、例えば、具体的には、三重県では、県内北中部を中心に、農業用施設では花卉花木用やまた野菜用のハウスが百四十五棟、さらには畜産施設では鶏舎や堆肥乾燥用のハウスが十五棟、被害が確認されておりまして、被害額は約二億四千万円に上っております。
ただ、やはりこのH5N6という同じ型であるということから鑑みれば、大陸で発生しているのと同じ型でございますので、それが渡り鳥等によりまして日本に運ばれて、さらには、野鳥が農場の敷地内の周辺あるいは鶏舎そのものの中に侵入する、野ネズミが侵入する、そういうことによりましてやはり発生したのではないのかなというふうに推定されますけれども、まだそこのところは確実に、ここが感染経路であるということが分かっているという
今回の事案については、その検査結果の報告の中で、昨年来中国で発生している、人への感染が確認されているH7型の鳥インフルエンザではなくて、感染リスクがかなり低いH5型の鳥インフルエンザであったこと、また、その段階では一つの鶏舎に感染状況がとどまっていたことなどを総合的に勘案して、関係閣僚会議の開催ということになったところでございます。
実態として、自己負担が発生しないような単価の設定が必要だと思うのと、もう一つ、倒壊した牛舎や鶏舎、ビニールハウスと同様の補助ということなんですけれども、これは単価全く異なってくると思います。その点について、どのような検討か、お聞かせください。
また、牛舎、鶏舎などの畜舎については、実際に撤去を行った畜舎の撤去費などのデータ、これが手元にございませんでしたので、これを収集をして、これを参考に現在単価を設定すべく検討を鋭意進めているところでございます。
先ほど、豪雪被害につきまして同僚の西田議員から農水省にお尋ねをしましたが、新たな支援策ということで御説明ありましたので、今回のいわゆる農業用ビニールハウス、これ蔵王の町でございますけれども、また鶏舎等に大きな被害が出ていまして、特に環境省が新たな支援策を講じたということで、それについて浮島政務官にお伺いいたします。
そういう点では、カーポートが壊れるですとか、農業用ハウス、鶏舎や豚舎や牛舎なども壊れるということが相次いでいるわけですから、そういうときにしっかりと、運搬、収集も含めて、必要な財政措置が行えるということが迅速な復旧の道にもつながっていくという点での積極的な対応をお願いしたいと思います。 次に、農水省に、農業生産施設等の再建、修繕についてお尋ねいたします。