1959-10-08 第32回国会 衆議院 建設委員会 第8号
この両河川がはんらんしたため、ほとんど全市が屋根まで没する水浸しとなり、山間地帯においても随所にはんらん、河原田川、鳳至川上流に架設の木橋は全部流失し、道路は原形のわからないまでに洗い流され、輪島市より門前に通ずる二級国道は、被災後二十五日過ぎた調査当日、なお不通の状態でありました。
この両河川がはんらんしたため、ほとんど全市が屋根まで没する水浸しとなり、山間地帯においても随所にはんらん、河原田川、鳳至川上流に架設の木橋は全部流失し、道路は原形のわからないまでに洗い流され、輪島市より門前に通ずる二級国道は、被災後二十五日過ぎた調査当日、なお不通の状態でありました。
次に、本市から鳳至川上流沿いに付近の被害地を視察しながら三俣部落に向ったのでありますが、この間特にわれわれの目に映ったことは、山腹は爪でひっかいたように削り取られ、谷間の田畑は土砂、流木で埋まり、全く手のつけようのない惨状でありました。