1950-03-08 第7回国会 参議院 本会議 第25号
今回の改正案の内容は、第一に、共済事故を拡充いたしまするために、即ち農作物共済について虫害及び鳥獸害を加え、蚕繭共済について、蚕兒の風水害、地震、噴火による災害及び虫害を加え、又桑葉の病虫害を加えますと共に、第二に、都道府県知事の権限として、新たに農業共済組合連合会に対する業務報告徴收、会計検査等に関する監督上の権限を加え、本制度の運営上一層の適正を加えんとするものであります。
今回の改正案の内容は、第一に、共済事故を拡充いたしまするために、即ち農作物共済について虫害及び鳥獸害を加え、蚕繭共済について、蚕兒の風水害、地震、噴火による災害及び虫害を加え、又桑葉の病虫害を加えますと共に、第二に、都道府県知事の権限として、新たに農業共済組合連合会に対する業務報告徴收、会計検査等に関する監督上の権限を加え、本制度の運営上一層の適正を加えんとするものであります。
○藤野繁雄君 今度改正案で病害虫及び鳥獸害の追加を見たのでありますが、その結果鳥獸の害をどんなにして政府は予防駆除をされようとしておるのでありますか。この点から言えば狩猟件に関係があると思うのであります。
○政府委員(藤田巖君) 災害補償制度の趣旨は、消極的に災害がございました場合の共済だけに止まらず、積極的にその災害を防止する、こういうふうな面も重要であるのでありまして、御指摘のございました鳥獸害についての被害を未然に防止するための措置をどうするか、こういうことであるわけであります。これは御指摘のございましたように、狩猟法にも関係する部分が沢山あるわけであります。