2012-11-15 第181回国会 衆議院 決算行政監視委員会 第2号
○佐々木副大臣 農林水産省といたしましては、決議の趣旨を踏まえ、鯨類捕獲調査安定化推進対策につきまして、南極海調査捕鯨の副産物の販売に当たり石巻周辺地域の鯨関連産業の需要に優先的かつ最大限に対応することにより、同地域の鯨関連産業の復興という本事業の効果の発現に努めるとともに、今後、調査捕鯨の安全かつ円滑な実施を確保するために必要となる経費は、復興予算ではなく、一般会計予算の中で対応してまいります。
○佐々木副大臣 農林水産省といたしましては、決議の趣旨を踏まえ、鯨類捕獲調査安定化推進対策につきまして、南極海調査捕鯨の副産物の販売に当たり石巻周辺地域の鯨関連産業の需要に優先的かつ最大限に対応することにより、同地域の鯨関連産業の復興という本事業の効果の発現に努めるとともに、今後、調査捕鯨の安全かつ円滑な実施を確保するために必要となる経費は、復興予算ではなく、一般会計予算の中で対応してまいります。
石巻周辺の鯨関連産業と言っておりますが、これは正式なデータがあるわけではありませんが、聞き取りなどを含めて、我々の方で聞き取りをさせていただいて、推計して集計をさせていただきました。事業所数が約百二十、従業者数が約千二百人ということでありまして、これらのことを考えると、本事業を継続して実施することによって石巻周辺に供給されていると。
東日本大震災により、全国有数の捕鯨基地であり、鯨関連産業が地域の主要産業となっている石巻周辺地域も壊滅的な被害を受けたところであります。石巻周辺地域の鯨関連産業は、水産加工業が原料としている鯨肉の過半が南極海調査捕鯨の副産物であるなど、南極海調査捕鯨との結びつきが強く、石巻周辺地域の鯨関連産業の復興のためには南極海調査捕鯨の安定的な実施が必要であります。
水産庁が執行しました鯨類捕獲調査安定化推進対策、これは、石巻周辺など鯨関連産業支援のために、二十三年度の補正で二十三億円の予算が付いていました。この予算が、産業に、そのものを直接支援をするというよりは、調査捕鯨の費用に使われた。
今御指摘をいただいた事業についてでありますが、これは南極海における調査捕鯨というものを安定的に実施するということで、鯨関連産業が地域の主産業であります石巻周辺の復興に資するということに位置付けられ、復興予算として措置をされたものであります。