1964-03-27 第46回国会 参議院 本会議 第13号
国連監視下の全鮮自由選挙を北鮮が受諾することが統一を可能にする条件であると言いますが、それはあまりにお粗末過ぎます。会談が成立したら、近隣情勢にどんなような影響を与えると思うか、その展望も総理から伺いたいと思います。 なお、これに関連して、朝鮮に駐留するいわゆる国連軍、国連の旗を持ったアメリカ軍の存在についてお伺いいたします。
国連監視下の全鮮自由選挙を北鮮が受諾することが統一を可能にする条件であると言いますが、それはあまりにお粗末過ぎます。会談が成立したら、近隣情勢にどんなような影響を与えると思うか、その展望も総理から伺いたいと思います。 なお、これに関連して、朝鮮に駐留するいわゆる国連軍、国連の旗を持ったアメリカ軍の存在についてお伺いいたします。
○田中稔男君(続) 私は、今日の事情のもとにおいては、韓国とのみ正式の国交を結ぶことをやめて、外国軍隊の撤退の後に中立国機構監視のもとに行われる全鮮自由選挙により、南北朝鮮の平和的統一が実現を見るまでは南北いずれとも何らかの暫定的外交関係を結び、その間経済的、文化的交流を続けていくことが最も妥当であると考えるが、岸総理及び藤山外務大臣の所見をただすものであります。