1961-03-18 第38回国会 参議院 予算委員会 第16号
鮎川道路調査会の調べによると、道路整備によって……。
鮎川道路調査会の調べによると、道路整備によって……。
さらに受益率の問題でありますが、盛んに鮎川道路調査会のものを金科玉条のごとく振り回されますけれども、日本における自動車の種類、これは資料の第二表にございますけれども、これを見ましてもはっきりいたしますように、この自動車のうち多くを占めているのは、いわゆる大都市を中心とするような車両、つまり小型三輪とか小型四輪とか、あるいはハイヤー、タクシーとか、こういった種類のものでございまして、今回の五カ年計画によって
なぜかというと、鮎川道路調査会の作りました三つに分け、しかもその一番比重の多い走行経費の節減三四・二%、ここから発して、ほかに自動車運行に転嫁し得ないと思われるのは二五・六%あるわけです。これを除外しなければいかぬということは、あなたの方でここに書いてある五の1の(3)「直接又は間接に自動車業者が受ける利益合計は受益全体の八六・八%となる。」
鮎川構想は、ここに政府は三点にまとめておりますが、私鮎川道路調査会の具体的な統計表を持っておりますが、第一には、自動車運行経費に転嫁し得ると思われるものが七つに分けてございます。第二番目は、自動車運行に転嫁し得ないと思われるものを五つに分け、三番目にいずれとも判定しがたいものを三つに分けております。その第一点は、走行経費の節減として三四・二%というパーセンテージを使っているわけです。
米国の道路調査団のワトキンス団長も同じような、千八百億円の金を十年間で投じて道路整備をやるべきであるということを主張しておりますし、それから鮎川道路調査会の道路整備における自動車輸送業者の受ける利益率は三四%ぐらいである。ゆえに少くとも揮発油税の半分以上を国費で出して道路整備をやらなければいかぬということは、同じような意見を政府で出しておるのであります。それらの実行が非常におくれておる。
また鮎川道路調査会の方におきましても、道路整備によって受けるところのいわゆる自動車側の利益というものは三四%しかないのだ、あとはいわゆる国家が一番大きな受益者である。
なお、日本商工会議所の税制調査会、鮎川道路調査会、産業計画会議、日本自動車会議所等々も、担税力の限界に達しておることと、また自動車の発達及び輸送力の増強を阻害するものであるから、現行以上に増税すべからずという意見を公表いたしておりまして、国会にも政府にも提出しておりますることは、御承知の通りであります。
鮎川道路調査会の結果では、道路整備十カ年計画の経済効果の分析として、これの受益の度合を分析しているのですが、自動車の走行経費の節約というので、直接自動車業者の経費の節約になるものは全体の三四・二%、二番目は、国民の一般的利益として、たとえば、道路がよくなって、運搬中の梱包したものがいたまないようになる、あるいはその梱包のコストが低くなるとか、あるいは生鮮食料品等の品質低下を防止できるとか、いろいろあって
そうすると、受益者がほとんど自動車関係業者だけに帰属するという形なら正しいと思うのですが、そうでなしに、私が持っておる鮎川道路調査会による、これから道路整備十カ年計画でやって、そうしてその経済効果が、その受益者をずっと分けてこう見ると、必ずしもこの業者だけに経済効果が帰属するものでないということははっきりしておるので、やはり国民に税をかける。
ただいま戸叶委員長の質問に対してお話になりましたことは了承しまするが、それだけではどうも納得がいかないのでありまして、のみならず鮎川道路調査会にしましても、あるいは全国道路利用者会議にいたしましても、さらに日本商工会議所の税制調査会にいたしましても、ひとしく同様の意見を発表いたしておるのであります。
ことに自動車が全部の受益者であるかのごとく御説明されておるのでありますが、これも大きな誤りで、鮎川道路調査会の調査によりますと、道路から受ける自動車の利益というものは三四・二%で、その他は大体国全体の利益になるんだ、かように出されております。また、産業計画会議の松永安左衛門さんが、昨年の十二月十五日道路整備に関する勧告書を出されております。
ただ多少でも信を置けるものがありとすれば、鮎川道路調出会、会長は鮎川義介氏でございますが、この鮎川道路調査会の調査報告によりますと、道路整備十カ年後の経済効果の分析というのがございまして、自動車の走行経費の節減が三四・二%、国民一般的な利益が三二・三%、自動車の運行経済に関係がなくして、かつ自動車を通じての課税の対象となり得ない利益とされまして、沿道被害の軽減、あるいは商品在庫分の減少に伴う利子節約
それを考えてみますと、鮎川道路調査会あたりの資料によりますと、国民の一般的利益として荷作り梱包費の節約、道路短縮による運賃の節約、新鮮食料品の質的低下を防止する、速度向上による節約時間の生産化、あるいは待ち合せ時間減少による節約時間の生産化、疲労軽減による利益等を合せますと、大体一〇〇%のうちに三四%程度の利益がある、こういうことを発表されておりますが、そういう点から考えると、やはり私が最初に申しましたように
私は鮎川道路調査会におきまして、道路経済という出のを少し勉強さしていただきましたので、そういう立場からこの法案に対する意見を御参考までに申し述べたいと思います。 お手元に要点を書きましたガリ版を差し上げてございますが、それにつきまして、考えますところを申し上げます。今日わが国の道路網整備の声は朝野をあげて盛んでございますが、実態がほとんど動かない状態であります。
○橋本参考人 私はそういう大それたことは考えておりませんが、この間中鮎川道路調査会におきまして、そういう日本の道路整備ということの勉強をさせられたものでありまして、それを通じての感想を申し上げますと、鮎川構想は、現在日本の大小百万キロの道路のうち三十万キロの道路は自動車が通行可能である。
参 考 人 (道路審議会委 員) 金子源一郎君 参 考 人 (日本トラック 協会会長) 小野 哲君 参 考 人 (国土開発中央 道調査審議会委 員) 平山復二郎君 参 考 人 (鮎川道路調査
両案に対する参考人といたしまして、道路審議会委員金子源一郎君、日本トラツク協会会長小野哲君、国土開発中央道調査審議会委員平山復二郎君、鮎川道路調査会幹事橋本元三郎君、以上四名を参考人に指名するに御異議はありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
私は鮎川道路調査会におきまして道路の経済研究にお手伝いを申し上げましたことを基礎といたしまして、この両法案に対しまして若干感ずるところを申し上げまして、御参考に供したいと思います。お手元にその要点を取りまとめましたガリ版を差し上げてございますので、大体これによってお話を申し上げたいと思います。