1963-02-27 第43回国会 衆議院 農林水産委員会 第12号
さらにまた毎年アメリカ議会におきましてペリー法案というものが出ておりまして、これは幸いにして成立するに至っておりませんけれども、同じく魚族保存に協力しない国、それからの魚類、カン詰製品あるいは鮮魚、一切を輸入禁止にするという法律が毎年議会に出てきておる、こういう点でございまして、これが一たん通りますと、アメリカ国内法でありますので、はなはだ厄介なことになる。
さらにまた毎年アメリカ議会におきましてペリー法案というものが出ておりまして、これは幸いにして成立するに至っておりませんけれども、同じく魚族保存に協力しない国、それからの魚類、カン詰製品あるいは鮮魚、一切を輸入禁止にするという法律が毎年議会に出てきておる、こういう点でございまして、これが一たん通りますと、アメリカ国内法でありますので、はなはだ厄介なことになる。
ところでわが国の水産物の輸出、いわゆる外貨獲得という点から申しますと、先刻来申しますこんぶ、するめ、いかの各品目、それに魚類カン詰、真珠等があるのであります。このカン詰の方は、一応アメリカの課税問題が日本の主張が通つた形になつて安定はしておりますが、この問題もまたいつ再燃するかもわからない状況にあるのであります。
その他水産加工品といたしましては五千萬圓、うち魚類カン詰が一千萬圓、鮮魚二千五百萬圓等の生産物がございます。氣仙沼の漁港とこの鹿折村の漁港とは、同一體のものであるということは御承知のことと存じます。