2003-05-16 第156回国会 衆議院 経済産業委員会環境委員会連合審査会 第1号
あるいは、水質のうち、シアンにつきましては、人体にも有害ではございますが非常に強い魚毒性がある。そういうことも織り込んで規制をしておるわけでございますが、ただ、先生御指摘のように、そういう生物生態毒性といったものを真正面からとらえてきたのかというと、必ずしもこれまでそういうようには言いがたいわけでございます。
あるいは、水質のうち、シアンにつきましては、人体にも有害ではございますが非常に強い魚毒性がある。そういうことも織り込んで規制をしておるわけでございますが、ただ、先生御指摘のように、そういう生物生態毒性といったものを真正面からとらえてきたのかというと、必ずしもこれまでそういうようには言いがたいわけでございます。
○大臣政務官(渡辺具能君) 御指摘の消毒液としての殺虫剤につきましては、環境中の動物への被害が生じないように、これは薬事法でございますけれども、薬事法に基づきまして、承認申請の際には魚毒性、つまり魚類に対する急性毒性に関する試験成績に関する資料の提出を求めておりまして、環境への一定の配慮は既になされているものでございます。
ですが、よく見ると、この農薬というのは、DDTとかディルドリンとかヘプタクロルとかマラチオン、ダイホルタンとか、これは魚毒性がCだし、PCNBだと魚毒性がAになってきて、ディルドリンとかはPOPs条約にも禁止されている農薬であるとかいうことで、無登録農薬といったら、かなり危険な農薬が含まれているというのを私も初めて知ったわけなんです。
農薬の場合は、農薬取締法によりまして農林水産大臣の登録を受けなければ販売できないことになっておりまして、この登録に当たりましては、発がん性あるいは繁殖毒性、魚毒性、催奇形性、こういうことにつきまして厳正な検査を行うこととしております。そういう中から、人畜あるいは水産動植物への被害を及ぼすおそれがある場合につきましては、同法三条の規定に基づきまして登録を保留することとなっております。
ただ農薬というのは、やはり使い方によりましていろいろと害が出るものでございますので、やはり水道用水の水源の近くでは使わないとか、あるいは魚がいるようなところではできるだけ魚毒性のある農薬は使わないとか、そういうふうな適正使用が大事でございますので、これにつきましても、農林水産省を通じまして適正な使用によりまして農薬の被害が出ないようにというふうなことで、製造なりあるいは使い方両面につきまして農薬の被害
最近、奈良市の水道の木津浄水場というところがあるのですが、そこの原水から魚毒性Bの殺菌剤イソプロチオランあるいはフルトラニル、こういう農薬が検出をされておるわけです。これは一つの奈良市の水道水の汚染が進んでいる資料、これは奈良市水道局自身の資料でそういうことがわかったわけであります。 それで、なぜそんなことになるのか。
○関口説明員 農薬の空中散布という面でいきますと、散布に使用する薬剤につきましては、空中散布用として登録がされたものを使うということが大前提でございますが、それにあわせまして、魚毒性あるいは急性毒性の低い農薬を使用する、あるいは飛散の少ない剤型を選ぶ、それから機種ごとに定められました飛行速度あるいは飛行高度を守る、さらには実施団体におきましては関係の市町村あるいは保健所、学校、病院等との連携を十分に
取水口よりも上流に位置するような堤防においては原則として使用しないようにというふうな通達のようでございまして、いろいろとそれまでの間の地域住民とのいきさつその他もあったように承知しておるわけでございますが、私ども、一般的な指導の方針といたしましては、河川敷でございますとか、要するに水源に近い場所での農薬の使用につきましては、地形なり気象条件に留意いたしまして、直接飛散したり流入しないように、あるいは魚毒性
有名な、すさまじいのがありまして、このゴルフ場における農薬の毒性というのは、急性毒性、魚毒性、魚の毒ですね、それから特殊毒性の三つで評価されるわけでありますが、この特殊毒性というのはどういうものがあるかといいますと、発がん性、催奇形性、変異原性であります。発がん性というのはがんができる。催奇形性というのは、動物の体に入りますと奇形児が発生するのをいうわけであります。
例えば、合成物質の代表といたしまして日本でも非常に問題になっております合成洗剤でございますが、この石油合成洗剤というのは、毒性も魚毒性というのはメーカー自身も認めているわけでありまして、手が荒れるとかそういう問題もありますけれども、例えば浄化槽の方へどんどん汚水が入ってまいりますと、浄化槽の中のバクテリアが、魚毒性があるものですから元気がなくなるわけです。
CNPの安全性につきましては、その原料でございます原体を対象にいたしまして、慢性毒性試験、これはマウス、ラットを二年間使いまして行う試験でございますが、こういう慢性毒性試験、それから土壌の残留性、それから魚毒性、そういった試験をいたしまして厳重な検査を実施いたしておりますので、全く問題はないと考えております。
この登録をするに当たりまして、安全性の確認というものを十分やっていくという措置を考えておるわけでございまして、急性毒性なり慢性毒性なり発がん性なり、そういう角度の毒性試験というものを相当時間もかけて、慢性毒性などは相当時間がかかりますが、大事なことでございますのでこういう面の試験も十分やりますし、さらに水質との関係も出てまいりますので、魚毒性の関係、こういうものを、コイなりあるいはミジンコ等を使って
しかし、慢性毒性、それから魚毒性の面ではスミチオンの方が毒性がやや強い、こういう結果が数値的には一応出てまいっております。しかし、いずれもとりたててその差を論ずるほどのものではない、数値をながめますとそういうふうにも見られます。したがいまして、両剤の毒性についてはおおむね同程度と見て差し支えない、かように考えておるわけでございます。
スミチオンは魚毒性はB類ということで、通常の注意を払って散布すればコイは死なないということでございますので、死んだということであれば水質を分析する必要があろうかと思います。
問題は、赤潮の影響ということでございますけれども、ウログレナが赤潮生物というふうに見られておりますが、これの魚毒性の問題につきましては、現在のところ学問的に明らかではございません。どういう斃死機構かということにつきましては、いろいろな説はございます。
ですが、現実問題として、いまある農薬についても先生御指摘のような問題もございますので、特に最近、いままでは淡水魚が問題でございましたけれども、いま御指摘のございますような養殖池におきます、そういうような海の魚が死ぬといったような事例が出てまいっておりますので、ゆゆしき問題でございますので、水産庁とこの問題は協議して的確な対策を講じ、低毒性の、そういう魚毒性のない農薬の検討を進めてまいろうということにいま
○二瓶政府委員 MEPにつきましては、これは現在特に水産動植物の面につきましては、いわゆる魚毒性の問題につきましてBランクということにいたしております。
○国務大臣(大石武一君) これは、だいぶ農民が注意して使っておりますので、そうあまり激しい被害はございませんようですが、目に入ると目が非常に痛んだり、からだに多少ただれを来たすようでございますが、一番の特性は魚毒性、魚に対するいろいろな毒性があるようでございます。その毒性は、マウスにつきまして調べたところが、半数致死量というものは大体八十二ミリグラムだったと聞いております。
そこで、毒性について各種の実験データその他とっておりますが、慢性毒性、亜急性毒性、それから魚毒性——魚に対する毒の性質、それから催奇性、土壌動物及び徴生物、造林木への影響、それから、川の流水に対する水質の影響、土壌中の残効性、いろいろのデータをとっておりますが、現在まで得られたデータは山林に散布をいたします濃度と頻度、そういう点からして十分安全性が確保されるというデータだけでございます。
○田中寿美子君 勧告によりますと、現在登録されている農薬のうち魚毒性のある有効成分は約二百五十種に及んでいる。それなのにPCP一つしか指定していないとあるのですけれども、今後、それはどのような速度でこういう指定農薬をつくっていく見通しを持っていらっしゃるのですか。
○政府委員(中野和仁君) 現在の取締法におきますと、これは水田における魚毒性だけを指定するということになっております。現在、日本で大部分使われております除草剤の中で魚毒性のあるものはPCPだけでございます。それでこれだけを指定しておったわけでございます。