1949-04-06 第5回国会 衆議院 水産委員会 第5号
先だつて物價廳の方から、魚價決定に関して、算出方針なんかについて資材をいただきましたが、その資料の中に、生産費の算出が可能な漁業については、主としてその生産費を基準としてきめておる。その他の点はパリティー計算なんかを斟酌しておるというふうに書いてあるのでありますが、この生産費の算出可能な漁出というのは、大体資本家的な漁業でありまして、そういうところを非常に重く参考にされていると思うのであります。
先だつて物價廳の方から、魚價決定に関して、算出方針なんかについて資材をいただきましたが、その資料の中に、生産費の算出が可能な漁業については、主としてその生産費を基準としてきめておる。その他の点はパリティー計算なんかを斟酌しておるというふうに書いてあるのでありますが、この生産費の算出可能な漁出というのは、大体資本家的な漁業でありまして、そういうところを非常に重く参考にされていると思うのであります。
特にひとつお願い申し上げたい点は、物價総より、魚價の決定についての資料がありましたら、いろいろパリティー計算とか、原價計算とかの問題があると思いますが、魚種別の魚價決定の基準と申しますか、そういう資料がありましたら、ひとつお取寄せ願いたいと思います。
すべてがずつと六十五倍になつておるならわれわれも一應納得するけれども、瀬戸内海の一番不利な條件にあるその漁獲物が、最も犠牲を拂つておるというような魚價の決定をせられておるのでありますから、これを何とか是正しなければならぬというので、先般の魚價決定の際においては、配給の対象にならない特殊の魚については價格統制をはずしてもらいたいということを強力に主張いたした。
我々は一歩進んで水産省の設置をやつてみたいということに、墾談會において結論を得たのでありますが、要は漁業權制度確立の件、資材確保の件、漁港建設の件、漁場警察權確立の件、水産教育確立の件、水産金融確立の件、魚價決定に關する件、漁民厚生施設の件、漁船及び漁業保險の件、水産貿易確立の件、水産試驗化學研究の件、水産物集出荷配給機構確立の件以上の綜合且つ合理的な行政機構としては、どうしても水産廳でやつては甚だ