2008-01-31 第169回国会 参議院 予算委員会 第2号
ちょうどこの神津島の方でも工夫を凝らしているようでございますけれども、そういう輪番制で休漁することになる漁業者に対しまして何らかの所得の支援をしていかなきゃいけないという問題意識を持っておりまして、藻場でありますとか干潟の整備でありますとか、陸上におきましては魚付林の整備でありますとか、そして漂流・漂着ごみの除去など漁場の整備といったことなど、漁業生産力の向上に取り組んでいくような場合、これらの活動
ちょうどこの神津島の方でも工夫を凝らしているようでございますけれども、そういう輪番制で休漁することになる漁業者に対しまして何らかの所得の支援をしていかなきゃいけないという問題意識を持っておりまして、藻場でありますとか干潟の整備でありますとか、陸上におきましては魚付林の整備でありますとか、そして漂流・漂着ごみの除去など漁場の整備といったことなど、漁業生産力の向上に取り組んでいくような場合、これらの活動
御承知のとおり、魚付林は非常に長い間かからなければできない問題でありますが、むろん漁業としても百年の計なんですから、必要であれば、今からでもどんどん魚付林を造林していく必要があると思いますので、その点ひとつ将来のことまで考えて施策をしていただきたいというふうに思います。 次に、もう時間がございません。
今北條先生おっしゃいましたように、魚付林というのは昔からやっておる仕事でございます。林野庁のほうでも保安林に指定して現在やっておりますが、今沿岸の開発等の関係がございまして、この保安林というのは、むしろふえておりません。今後われわれとしては、技術的には保安林の効果を認めますけれども、先ほど部長の言われましたように、漁場であるとか、積極的な方向にむしろ伸ばしていきたい、こういうふうに考えております。
それにつきましても、昔、魚付林というのがありました。これは非常に魚をふやすのに大事な保安林であったというふうに聞いておりましたが、そういうものはこのごろ非常に減っているのじゃないかと心配しておりますが、あの効果ですね、水産庁のほうではどの程度に認められているのか、また現在どのくらいあるのか。
○小宮参考人 また、こうしたものに伴いまして、魚付林の伐採でありますとか、あるいは汚水の流出による海草、貝類の被害があるわけであります。御承知のように、魚は、モもなければ石もないような、全然隠れることのできないようなところにはおりまん。魚がおるのはやはり険しいところでございます。それは、自分の身を保護するためです。魚付林のあるところにおるのが常識であります。
それから従来の保安林のうちで、国土保全に直接関係のない、たとえば魚付林、航行目標の保存と公衆の保健、名所旧跡等の風致保存というようなものは、保安林というよりも別途の名称をもつて、これを都道府県知事にゆだねて、指定するというような方向へ持つて行きたい。
魚付林の問題につきましては、御承知のように先般も特別損失補償法の政令案の現在項目を各省でやつておりまして、一昨日も昨日もずつと夜十時頃までやつておるのでありまするが、今日も十時半から更にやつております。ただ魚付林の問題は、大体これは法第一条第一項第一号の「水面の利用上必要な施設」の中に入れることに事務当局の案はなつております。
政令の中に、制限禁止区域外の補償について、(イ)間接補償、(ロ)魚付林の伐採補償、(ハ)演習場内外の漁船、漁具、漁網その他の資材に対し損害を与えた場合の補償規定を設けること。」この三つが入つておりますが、先ずこの問題につきまして、一つ不動産部長から御説明を承わりたいと思います。
それから法第一条第一項の第一号の、水面の利用上必要な問題につきまして、これは主として水産関係でありまするが、これにつきまして施設といたしましては魚付林並びに魚の増殖施設についてこれを取上げる。魚床のの問題につきましても我々は話しておるのでありまするが、大体増殖施設の中へ入り得るのじやないか、こういう意見も現在のところ出ております。
○説明員(山中一朗君) 水面の利用上必要な施設、これは主として漁業問題でございますが、この施設といたしましては魚付林、それに魚の増殖施設ということにまあ考えておるわけです。我々としましては、増殖施設の中に魚床あたりも一応包含できるのじやなかろうかというので我々考えておるのでありまするが、農林省において一部これはなかなかむずかしいのじやなかろうかという話もあるわけであります。
その他長崎県の双子島の過去或いは講和発効後の損害につきましても、恐らく政令ができたらその中に入ると思いますが、魚巣、魚付林の問題も、これなども昨夜も大蔵省と話をしまして早く実施しようじやないかということで作業を進める段階になつております。その作業と申しますのは、大体資料は我々の手許にありますので、これを整理して予算折衝をする、こういう段階まで相成つております。
大蔵省が現在考えておりますのは、非常に狭い範囲でありまして、特に法規課あたりは魚付林或いは漁巣にしても人工によるもののみをこの規定に入れたらいいんじやないかというような意見も係では持つておるようであります。
今農地局長からのお話もありましたけれども、あの例示の中には、堤防、林道、農道、水源、用水施設、排水施設、防災施設「タメイケ」又は魚付林の除去云々と書いてある。これほどまでに書いてあるのに、その中に山菜も採草も入つおらない。山菜、採草、製炭、伐木というものは、山間民としては、生活上の主力をなしているものである。これが入つておらない。ここに私はすこぶる遺憾の意を表せざるを得ない。
1 海面(河川、湖沼及び海浜を含む)における艦船、船艇、飛行艇の使用及び水中における障害物の遺棄 2 堤防、林道、水源、用水施設、排水施設、防災施設「タメイケ」又は魚付林の除去、損壊、新設、変更又は利用阻害 3 水量の変更又は水質を汚濁する薬品、石油類の使用 4 火薬類並びに爆発性を有する危険物の保管及び使用 5 進入表面、転移表面の附近に存する建築物に近接した航空機の発着
またこれは水産行政とも関連していることは、御承知の通り魚付林とかいうような関係もありますので、そういうようなことを考え合せつつ、全般的に一本にすることが正しいということならば、国土保全の立場からやることも必要であります。しかしそのときは当然農林行政、林野行政との調整を考えつつ処置すべきであつて、單に山腹砂防という面だけをとらえて御議論になるならば、私はもつと愼重に考慮すべき余地があると考えます。
特に私どもの方では魚付林、魚礁というようなものによつて、魚を回遊して来るようにする。いくら回遊と申しましても、そういう魚付林などに一時的にも魚を棲息せしめるような状態にして、漁獲を試みる。従つてその漁場の管理に対しましては、漁師の長い経験からいたじまして、私どもの村では非常に厳重な制裁規定を設けて、もう保安林の一本も切つたら村はじきするというような規定まで設けまして管理しておるのであります。
これは四百何十戸の漁民が一本づりをやつておりますが、昔から魚付林やいろいろ魚類の繁殖、保護に対する施設なんかもやりまして、あそこは非常に陸の方までいかが寄つて來る。
さらにまた河川團体には何らかの漁業権を與えられたいということと、それから慣行專用漁業権者に対する特別の措置、特に鉱害——鉱山等の汚水によるものですが、鉱害、汚水汚涜、魚付林等に関する漁場保護の制定であるとか、特にまた有明海の漁業調整事務局を設置してもらいたいという意見が非常に強く出ておりました。
しかしながらこのような魚付林等による特殊事情、こういう問題につきましては、私どもといたしましては、漁業調整委員会制度の運用等によつて、実情に合致するように考慮をいたしたいと考えておりますが、なおこの問題につきましては、現在提案中の漁業法の御審議の際に、十分御検討をいただきたいと考えております。
○砂間委員 本請願の要旨は、漁民の民主化と水面の高度利用の見地から、近く改正漁業法が立法化されるよしでありますが、地元漁民の有する現行地先專用漁業権撤廃にかわる根付漁業権において、回遊性魚類、特にここではいかでありますが、これが自由漁業として除外されるため、静岡縣田方群対馬村では魚付林によるいか漁場が他区の大型船に撹乱され、該村漁民は現在死活問題に追い込まれております。
○永野説明員 内地の問題すなわちわが國漁村の沿岸に散在する魚付林につきまして、これが維持造成をはかつてまいることは非常に大事な仕事だと思うのであります。ただ問題は全國各地にわたる廣範な問題でありますだけに、その調査をするにいたしても、よほどその機構をはつきりしてまいらないと、經費のみ多くかかつて、效果があがらない心配があるかと思うのであります。