1950-03-10 第7回国会 参議院 本会議 第26号
今日の新聞の報ずるところによりますると、昨日官房長官、大蔵大臣、労働大臣が協議されて、今後国会共鬪委とは交渉しないというふうなことをお決めになつたようでありますが、これは当面の、恐らく政府から考えれば煩わしいと思われる事態を一応回避することには役立つことと思いまするが、問題の根本的な解決は到底これによつては達成されない。
今日の新聞の報ずるところによりますると、昨日官房長官、大蔵大臣、労働大臣が協議されて、今後国会共鬪委とは交渉しないというふうなことをお決めになつたようでありますが、これは当面の、恐らく政府から考えれば煩わしいと思われる事態を一応回避することには役立つことと思いまするが、問題の根本的な解決は到底これによつては達成されない。
それから国会共鬪委に対しまして、官房長官或いは政府といたしまして将来どういう態度で行くかということについての森下さんの御質問がございましたから、この機会に一言申添えます。
○委員外議員(岩間正男君) 二、三点お伺いしたいのですが、今国会共鬪委の要求は九千七百円ベースだと思うのです。そうしますとこの要求を予算に実現するというと、大体どのくらいの額が必要だとお考えになつていらつしやいますか。 それからそれを実現するために、さつきお話のように物価の値下りということを政府は盛んに言つておるんだが、そうするとこの値下りを見込まないで現在の予算の中では物件費を組んでおる。
○石田(一)委員 もしそうしますと、その中鬪委で國電ストの問題をかけることに対してはこれに極力反対しろということが緊急動議として出ており、それが可決されているということになりますと、あなたたちあるいはそれらの人たちの関係者をわれわれがここにお呼びしてお聞きしようとするときに、これに対して断然拒絶するとか、中鬪委としてある手段をとろうということは考えられますか。