常任委員会専門 員 多田 稔君 ————————————— 本日の会議に付した案件 ○交通損害保険士(仮称)の業務資格認定制度創 設に関する請願(第九七七号外一件) ○道路運送車両法の一部改正に関する請願(第一 九六四号) ○北陸新幹線の早期本格着工に関する請願(第三 一三〇号外三件) ○北陸新幹線早期本格着工に関する請願(第三二 四二号) ○海洋気象観測船「高風丸
海洋気象台の観測船の代替船の問題でございますけれども、北海道の函館海洋気象台の海洋気象観測船高風丸というのがございます。これは三陸、オホーツク、日本海北部など、北日本海域を観測航海しております。他の海域と比べまして、冷害、海氷、海霧、豪雪といった現象のある大変厳しい環境下でございます。ところがこの高風丸と申しますのは、いろいろ資料で調べさしていただきましたら、建造後二十四年も経過しております。
御指摘ございました高風丸、御指摘のような船齢になっておるわけでございますが、その代替船の建造につきましては、当該観測船のこの海域におきます観測業務のあり方を踏まえまして、また制約されました予算事情のもとで、老朽化の度合い等も十分勘案いたしまして、さらに気象庁における他の重点施策というものもいろいろございますが、それとの優先度も考慮をいたしまして、総合的に検討すべきものというふうに考えております。
○中曽根国務大臣 日本海の海洋観測は、舞鶴海洋気象台所属の清風丸及び函館海洋気象台所属の高風丸の観測船を用いまして、年四回の海洋観測を実施し、いろいろな気象の資料を得ております。近年、海洋開発の一端として海洋調査を強化する趨勢にありまして、われわれといたしましても、船やあるいはそのほかの設備等についても、もう少し整備していただきたいと思っております。
清風丸と高風丸とか、こういうのが豪雪観測であるとか、冬季観測で危険な航海をやるようになっているというが、一体これらの舵はどのくらいの大きさの船なんですか。そういう新造船なるがゆえに、従来の古い船と大きさが変わらなくとも、航海日数をふやしたり何かするというような事実があるのかどうか、その点をお伺いしたいと思うのです。