2006-06-02 第164回国会 参議院 厚生労働委員会 第23号
○辻泰弘君 先ほども言及がありましたけど、高額療養費自己負担限度額等々の問題ですけれども、高額療養費制度が非常に計算方法が複雑だというふうな御指摘だったかと思うんですけれども、参考人としての高額療養費制度、また今回の改正についての御所見を伺いたいと思います。
○辻泰弘君 先ほども言及がありましたけど、高額療養費自己負担限度額等々の問題ですけれども、高額療養費制度が非常に計算方法が複雑だというふうな御指摘だったかと思うんですけれども、参考人としての高額療養費制度、また今回の改正についての御所見を伺いたいと思います。
そういう中で健保本人十割給付が八割へと引き下げられれば、入院の場合には高額療養費、自己負担限度額があったとしましても、一件について数万円という負担というのは当然なことになるわけであります。 入院は、厚生省自体が申していますように小さな引っ越しであるということを厚生省は言っております。
自己負担の増加に対応して、衆議院段階で高額療養費自己負担限度額の据え置きが約束されましたことは一応評価いたしますが、現行制度にはその医療費算出の要件として、同一医療機関、受益者、同一月に限るなど、制度自体に極めて不合理な点があるわけでございます。これでは、高額負担を保険によってカバーし、家計の破綻を防止しようとする目的に沿わないと思います。
このような見地から、我が党が本人給付率の削減撤回、高額療養費自己負担限度額の抜本的見直し、国庫負担の導入による退職者医療制度の創設などを政府に強く求めてきたにもかかわらず、政府が今日に至るまでこれらの要求こたえようとしなかったことは極めて遺憾であります。我が党は、国民の福祉を断固守るべく、今後健保改悪を阻止するため全力を傾注する決意であることを特に強調しておきたいと思います。
これに対して我が党は、本人給付率の削減撤回、高額療養費自己負担限度額の引き上げ見送り、国庫負担の導入による退職者医療制度の創設及び医療費のより一層の適正化などを政府に強く要求したのでありますが、政府がこれらの要求に十分こたえず、問題解決を先送りにしたことは極めて遺憾であります。 我が党は、今後あくまでも健保改悪を阻止するため、全力を傾注する決意であることを特に強調しておきたいと思います。
医療保険制度の改革は、サラリーマンなど被用者本人の健康保険給付率を九割に引き下げ、高額療養費自己負担限度額の引き上げなど、国民に、負担増加を迫っております。 医療保険制度の改革が、このように単なる財源対策にとどまり、制度改革の中長期的な展望が示されないまま、医療費の国の負担を一方的に削減することは、到底理解しがたい暴挙と言わざるを得ません。 文教予算についても、同様であります。
医療保険制度の改革は、サラリーマンなど被用者本人の健康保険給付率を九割に引き下げ、高額療養費自己負担限度額の引き上げなど国民に負担増加を迫っております。医療保険制度の改革がこのように単なる財源対策にとどまり、制度改革の中長期的な展望が示されないまま医療費の国の負担を一方的に削減することは、到底理解しがたい暴挙と言わざるを得ません。(拍手) 文教予算についても同様であります。
(拍手)このような見地から、我が党は、本人給付率の削減を撤回すること、高額療養費自己負担限度額の引き上げを見送ること、退職者医療制度の創設に当たって国庫負担を導入すること及び医療費のより一層の適正化などを政府に強く要求したのであります。しかるに、政府は、これらの要求に十分こたえず、それどころか福祉の後退をもあえて行おうとすることは、断じて容認することができません。
中でも国民年金、厚生年金など各種年金の物価スライド時期の繰り下げ、高額療養費自己負担限度額の大幅引き上げ措置がとられ、さらに老齢福祉年金などがほんのわずかな増額しかされていないのは、とうてい納得できません。第二臨調第一次答申をつまみ食いし、抵抗が少ないお年寄りなど社会的に弱い立場の人たちにしわ寄せしたものと言わざるを得ないのであります。
その結果、社会保障関係費は二・八%の増加と近年にない低い伸び率となり、年金スライドの実施時期は一カ月繰り下げられ、児童手当の所得制限の強化、老人医療保健の自己負担、高額療養費自己負担限度額の引き上げなどなど、福祉は文字どおり聖域にされることなく切り詰められているのであります。
まず、社会保険国庫負担金でありますが、政府管掌健康保険につきましては、七十歳以上の老人及び低所得者の場合を除く高額療養費自己負担限度額の改定、昭和五十七年度十月からの老人保健制度の創設を予定した国庫負担五千五百六十七億円余を、船員保険の疾病部門につきましては、二十七億円の国庫補助を計上いたしており、日雇い労働者健康保険に対する国庫負担等を含め総額六千六百八十一億円余を計上いたしております。
政府管掌健康保険におきましては、高額療養費自己負担限度額を月三万九千円から五万一千円に引き上げることといたしておりますが、七十歳以上老人及び低所得者については据え置くことといたしております。 次に、下へまいりまして国民健康保険でございますが、療養給付費補助金につきましては、会計年度区分の変更を行い、十一カ月分を計上いたしております。
したがいまして、各種年金間の不均衡の是正なり、老齢、障害福祉年金の改善、医療保険における保険外負担の解消、高額療養費自己負担限度額の抑制など、医療制度全般の適正化を図るべきと考えておるわけであります。 以上、私の意見を述べて、終わらせていただきます。(拍手)
このほか、受益者負担の適正化を図るため、医療保険の高額療養費自己負担限度額の引き上げを行うこととし、また、国民健康保険について会計年度所属区分の変更を行うこととしております。医療供給体制の整備につきましては、僻地・救急医療等の整備に努めるほか、難病対策等を拡充することといたしております。
(拍手) こうした展望も与えない上に、厚生年金を初め、各種年金の物価スライド時期の繰り下げや、高額療養費自己負担限度額を大幅に引き上げることは、活力ある福祉社会の実現の方向に背を向けるものであると申さねばなりませんが、総理の御所見を承りたい。
老人医療費の一部患者負担と、これはまあ老人保健法は通常国会でどうなるかわかりませんが、高額療養費自己負担限度額の引き上げによって三百七十億円。合わせて約二千八百五十億円前後の増収を図りたい。このための公共料金もしくは保険料負担の増額を意図していると新聞には報道されているのですが、これは真実でございますか。
○小平芳平君 いろいろ修正になったために、高額療養費自己負担限度額三万九千円、とれについてはどう考えますか。
(拍手) しかし、政府は、今回の改正案によってボーナスからの特別保険料徴収、標準報酬の上限改定、初診時、入院時一部負担金の引き上げ、さらには、高額療養費自己負担限度額の引き上げ等、すべて被保険者の負担増によってこれが解消を図ろうとしておるのであります。驚くべき感覚であります。
そこで、今回、ボーナスからの特別保険料の徴収を初め、標準報酬の上限改定、初診時、入院時一部負担金の引き上げ、高額療養費自己負担限度額の引き上げ等、すべて被保険者の負担増により一挙にこの四年間の累積赤字を解消するというきわめて悪らつな改定でありまして、一年間に被保険者一人当たり約五千円の負担が増加するという、まさに低福祉高負担政策そのものであります。
また、今回の法律改正事項ではありませんけれども、予算でセットされております高額療養費自己負担限度額の改定と政管健保の保険料率の改定について、これは予算上法律改正とワンパッケージでなされておるわけでありまして、その重要性からいえば決して法律事項に劣るものではない。その考え方について厚生大臣から伺っておきたいと思いますので、御答弁いただきたいと思うのです。
まず、健康保険制度の改正については、昭和五十一年度において、最近の経済情勢の変動等に対応するとともに、その健全かつ円滑な運営を図る見地から標準報酬の上下限の改定、一部負担金の改定、高額療養費自己負担限度額の改定等を行うとともに分娩費、埋葬料等を実情に合わせて改善するほか、任意継続被保険者制度の拡充を図る所存であります。
まず、健康保険制度の改正については、昭和五十一年度において、最近の経済情勢の変動等に対応するとともに、その健全かつ円滑な運営を図る見地から、標準報酬の上下限の改定、一部負担金の改定、高額療養費自己負担限度額の改定等を行うとともに、分娩費、埋葬料等を実情に合わせて改善するほか、任意継続被保険者制度の拡充を図る所存であります。