1952-05-16 第13回国会 参議院 決算委員会 第24号
又高額保險をとつてできるだけ手数を少くする、こういうことも私ども念願いたしておりましたのでありまして、この点も少額の保險の整理ということと併せて、同時にそれを高額のほうへ切換えて行くということにいたしたわけであります。
又高額保險をとつてできるだけ手数を少くする、こういうことも私ども念願いたしておりましたのでありまして、この点も少額の保險の整理ということと併せて、同時にそれを高額のほうへ切換えて行くということにいたしたわけであります。
民間保險自身が非常に伸び得ると申しますか、あれだけの金を持ち、あれだけの制度を持つておる、簡易保險のごとく、ただ単に無審査だけで行くのでなしに、有審査保險、非常に高額保險をやつておるあの現状から見まして、もつと保險事業が活発に伸びてくれますならば、只今申上げますような点を考慮に入れる必要はないのでありまして、機能なり、その性格から見れば、僅かに簡易保險と同額程度の保險金を集めるというようなものではないと
高額保險主義なるのです。もうこのごろでは百万、二百万という保險は、民間では平気なもので、地方における保險勧誘員のごときも、この節では一箇月に五百万ぐらい契約をしなければ、一人前の勧誘負ではないのです。従つて保險会社は三万だの五万だというような保險はむしろ拒絶したいぐらいの態度です。従つてそういう零細な保險をやるのは、国家保險でなければ振興して行かない、そういう事実は明白になつております。