1975-03-25 第75回国会 参議院 社会労働委員会 第8号
ですから、やはり繰り返すようですけれども、昨年この席で質問しました三条市の高野菊次さん、この方のようなケース、非常にお気の毒な立場になってしまうわけです。この方は軍需工場であった立川飛行機で爆撃を受けて死んでいる。
ですから、やはり繰り返すようですけれども、昨年この席で質問しました三条市の高野菊次さん、この方のようなケース、非常にお気の毒な立場になってしまうわけです。この方は軍需工場であった立川飛行機で爆撃を受けて死んでいる。
○柏原ヤス君 この高野マツさんの御主人であった高野菊次さんというのは、軍需工場である立川飛行機の下請の高亀製作所で仕事をしていて、この立川飛行機で空襲のために死んだ。その際に天皇陛下からも祭祀料として三十円をもらったと、このマツさんはそれを押しいただいて、主人が名誉の戦死ぐらいに思っているわけです。またこの工場は、皇国第四八九二工場カという管理工場と思われる工場に指定されておるわけです。