1965-05-26 第48回国会 衆議院 大蔵委員会 第41号
前に高野精密もやったそうであります。一般的な問題としてやりました。いまの山一の問題は、もうやっているというよりも、やったからわかったわけでありますから、どうぞひとつ……。
前に高野精密もやったそうであります。一般的な問題としてやりました。いまの山一の問題は、もうやっているというよりも、やったからわかったわけでありますから、どうぞひとつ……。
一方また、不正監査については処罰規定があるわけですが、御承知のように、不幸にして旧高野精密の場合その他不正監査というようなことがあって、今日まで多くの企業が破産したり大衆投資家が迷惑と損害をこうむっております。そこで、法定監査の効果を実際的に完全なものにすること、不正監査をなくすこと、そのために現行制度の盲点をなくすことをはからねばならない。
○説明員(塚本孝次郎君) ただいま御指摘ありましたように、日本不動産であるとか、高森産業であるとか、または過去において高野精密であるとか、いろいろな公認会計士の監査上の問題点は相当あるわけであります。
たとえば今日日本の相当の企業である丸善石油、日本不動産、高野精密、改源、日本製紙、不二越、後藤観光等、これらの実態からいって、当然その決算には公認会計士の監査において限定意見が付されておると思いますけれども、その状況をこの際ひとつ示してもらいたいと思う。
○太田説明員 これは三十年度から毎年度出しておりまして、一三十六年度までで三十六件になっておりますが、会社名を申し上げますると、川崎航空機工業業五件、新三菱重工業二件、旭大隈工業、東洋精機、高野精密工業、日本製鋼所、東洋化工、畠田理化工業、富士通信機製造、東北金属工業、東京電気化単工業、大阪金属工業、新明和興業二件、富士重工業、石川島重工業、興亜電工、多摩電気工業、帝国通信工業、大洋電機、北陸電気工業
視察個所を申し上げますと、中部電力の新名古屋火力発電所、高野精密工業本社工場、日本油脂の武豊火薬工場、東海製鉄の建設予定地、日本合成ゴムと、三菱油化の四日市工場等でありまして、その間、名古屋通産局において、台風被害の復旧状況と今後の工場立地対策等につき説明を聴取するとともに、東海製鉄の関係者から、その建設計画の説明を受けたのであります。
精密機械の点につきましても、私は高野精密を見ましたが、もう一、二寸というところで、スイスからの高級機械は助かりまして、二十三日に参りましたところ、もう七割、八割動いておりました。被害が免れたことは、非常に不幸中の幸いであったと思いますが、他の会社につきましては、お話の通り非常にやられた所もございます。
符に精密工業のことを私申しましたが、これは通産大臣は高野精密をごらんになっている、ところが高野精密の近所は今度の海水の浸水を受けました所と受けない所との境界線ぐらいの所にあるのであります。そこで危うく助かったのであります。あれがもう少し南部にあるならば、あの優秀なスイスの高級工作機械は全部だめになってしまうところでありました。
いずれにいたしましても、年間の生産は、内地においては三十万個程度、今度、高野精密がふえたといたしましても、これは年間四万個程度です。それに十万個正規輸入したとしても、五十万個には達しない。需要は、百万個以上でございます。特に大臣、ここしばらくラジオを聞いておってごらんなさい。何と言うかというと、この間うち、おもしろいことを言うですよ。
○加藤(清)委員 国産をふやすようにとおっしゃいましても、高野精密を合せて四社でございますが、それの伸びは、年間二〇%以上伸びておりません。どんなにオートメーション化しても、二〇%以上伸びない。その上なお中共その他の貿易で、中共だけでも、去年十一万個の余輸出されているわけでございます。こうなって参りますと、ますます内地不足ということになります。