2004-06-01 第159回国会 参議院 国土交通委員会 第20号
政府は、九千三百四十二キロの高速道路建設計画の残りの二千キロについて、七百キロは税金を投入し新直轄方式で建設する、千三百キロは民営会社が造るというものです。これでは、無駄も含めて九千三百四十二キロを造り続ける仕組みが貫徹されることに変わりはないではありませんか。 第二に、四十兆円の債務を四十五年で返済する計画自体が虚構であることが明らかになりました。
政府は、九千三百四十二キロの高速道路建設計画の残りの二千キロについて、七百キロは税金を投入し新直轄方式で建設する、千三百キロは民営会社が造るというものです。これでは、無駄も含めて九千三百四十二キロを造り続ける仕組みが貫徹されることに変わりはないではありませんか。 第二に、四十兆円の債務を四十五年で返済する計画自体が虚構であることが明らかになりました。
世界文化遺産登録の本遺跡が、実は高速道路建設計画で危機にさらされています。この問題を以下聞きます。 京奈和自動車道路、これは奈良、京都、和歌山を南北に結ぶ高規格幹線道路で、大和北道路有識者検討委員会は、平城宮、平城京跡に四車線の地下トンネルを掘る計画を進めようとしております。
周知のところでございますけれども、こうして見ますと、大都市部の高速道路建設計画そのものを見直す時期に来ているのではないかと私は考えるわけでございます。 土居陳述人のお話にもございましたけれども、京都市内に高速道路を走らせる計画がございます。さらには、奈良の平城京を地下方式で高速道路を走らせる京奈和自動車道大和北道路も計画されています。
ということで、私はこの民営化委員会の意見書はやっぱり民営化するための意見書であって、高速道路建設計画全体の見直しではないと。そして、この新しくできる会社が採算性を優先すると。また、株式を上場すれば当然料金は永久に有料化するであろうし、不採算のところについては国民負担で建設をしていくことになるだろうと。
それは、政府が決めて公団にやらせてきた高速道路建設計画の破綻は何か民営化すればすべてが解決するということの前提で、この推進委員会に丸投げされた。だから、本来、根本問題をやらなきゃならないのに、この民営化推進委員会は、この根本問題をあいまいにしたまま、民営化の形態の議論だけに終始しなきゃならない、こういう状況に追い込まれた。石原大臣、ここに混乱の原因があったとは思いませんか、いかがですか。
そして、採算の見通しがない空港や高速道路建設計画などを全面的に見直すべきではありませんか。環境大臣並びに国土交通大臣の答弁を求めます。 新大綱は、原子力発電を二〇一〇年までに三割増やすとしています。これは、原子力発電への依存をやめようという世界の流れに反するものです。
今日の高速道路建設計画は、一九八七年の国土開発幹線自動車道建設法の改正に端を発しています。多極分散型国土の形成を目標に掲げた四全総で、バブル景気の上り坂にあった時期のものであります。当時の経済見通しと今の経済状況は大きく変わり、国民世論も変化しています。
今日の高速道路建設計画はバブル景気の上り坂にあった時期につくられ、当時の経済見通しと今の経済状況は大きく変わっており、国民世論も変化しています。国の財政は危機的状況にあり、国内総生産、交通量、料金収入は大幅に落ち込み、そのために巨額の借金ができました。現行の高速道路計画の合理的根拠は失われています。高速道路計画を一たん凍結して抜本的に縮減するべきであります。
一九八七年、バブル経済の時期に策定された一万一千五百二十キロの高速道路建設計画、これをバブル経済が破綻し、好景気が望めない、そういう状況になってもそのまま進めようとする、そういうところに根本的な問題があると思います。バブル破綻でこの計画を見直すどころか、反対に九〇年代になって急速に建設がふやされているんですね。
しかるに、現在の京都高速道路建設計画は、二十年も前に都市計画決定された橋梁建設などがいまだに実現していないなどという道路事情のところに、高速道路で大量の自動車交通を注ぎ込むという乱暴なものです。これが京都の交通事情を一層深刻化させ、生活環境の悪化を招くとともに、人類的意義を持つ古都・京都の文化的価値に取り返しのつかない重大な打撃を与えることになるのは疑いありません。
)(第三九七〇号) 同(小坂善太郎君紹介)(第三九七一号) 同(清水勇君紹介)(第三九七二号) 同(下平正一君紹介)(第三九七三号) 同(中島衛君紹介)(第三九七四号) 同(中村茂君紹介)(第三九七五号) 同(羽田孜君紹介)(第三九七六号) 同(原茂君紹介)(第三九七七号) 同(増田甲子七君紹介)(第三九七八号) 同(向山一人君紹介)(第三九七九号) 阿久遺跡地点における高速道路建設計画
したがいまして、この重要な意義を持つ高速道路の建設計画は、いままでのように、道路整備計画の端っこにちょっと頭を出すというようなことでなしに、私は、そういう一般の既存の道路の改良計画とは別に、高速道路建設計画というものを具体的に作成していただきたい。しかも、この計画は、最低十年の期間をもって実行していただきたいと思います。
私見としては首都圏を対象とした高速道路公団の方が現実に合い、その目的にも合うと思うのですが、今の関係からいくと、法案に沿って、首都圏整備計画とこの首都高速道路公団との関係についてまずお聞きいたしたいと思いますが、将来、今次官も言われましたように、首都圏に事業計画を新しく追加をしてこれを実施する場合、東京都内の事業計画というのは、さらに第二、第三の事業計画を追加して、そして首都圏に及ぼした新しい高速道路建設計画