1974-05-08 第72回国会 衆議院 交通安全対策特別委員会 第15号
初めから事故が起きない道路にするという考え方があったのかどうか、われわれはよくわかりませんが、とにかくあの高速車道で事故が起きた場合、インターチェンジのところだけ市町村に相談したんだから救急業務は万全ですということは、理屈にならない。途中、事故が起きたところはどうするか。
初めから事故が起きない道路にするという考え方があったのかどうか、われわれはよくわかりませんが、とにかくあの高速車道で事故が起きた場合、インターチェンジのところだけ市町村に相談したんだから救急業務は万全ですということは、理屈にならない。途中、事故が起きたところはどうするか。
この中で、やはり東京の外郭環状と同じように、高速車道を入れるというような計画は将来の問題としてございます。ただ、いますぐやるのはそのまん中の高速車道ではなくて、一般の地表面の環状線でございます。これについては当然地形上有料制度になり得る道路ではございませんので、これは一般公共事業としてやってまいりたいと思います。
第二次の交通安全施設等整備事業計画の中で指定された道路中、いまだ歩道の設置率が二九%にすぎないことは、このことを明確に物語っておりますし、十兆三千五百億円を投資する道路五カ年計画も、その中で必ずしも歩車道分離の考え方がとられておらず、またバイパスなどの高速車道においてその大部分が二車線となっていること、あるいは道路の防災、安全確保という点から見ても、一般国道でいまだ千三百二十六カ所の危険個所があり、
○政府委員(菊池明君) 一々これらの大変苦しい点を質問されましたので恐縮なのですが、御承知のようにこの点はもう橋梁改修をいたしまして、中央の高速車道は数カ所の橋と跨線橋の分を除きましては完成いたしております。
御承知のように、あれは幅員が二十三メートルないし二十五メートルでありまして、高速車道と緩速車道、歩道というふうな計画ができておるわけであります。ただいま完成いたしておりますのは、まん中の車道だけで、一部歩道もできておりますが、特に緩速車道の方は完成いたしておりません。それから非常に危険な平面交叉が二箇所ございます。それを今後やる必要がある。
ところが真中の高速だけは、舗装できましたが、緩速車道と歩道がまだ舗装ができておりませんので、自転車とか、そういうものが高速車道に入つて参りまして、それが早く走ることの妨げをなしておりまするので、緩速車道と歩道の完成をいたし、それから只今の跨線橋を完成いたすと、そういうわけでございます。
すなわち、海底部は半円型二段式でありまして、上部の高速車道は有効幅員七、五メートルで、大型バス二台が悠々と行き違え得るものであります。下部は緩速車道兼人道であります。交通能力は毎時自動車二千台、人員二千名を通過せしめ得るものでありまして、これに十分なる換氣設備を考慮してあります。