しかし、この事業所では同時に高速増殖炉実験炉の「常陽」用の中レベルの濃縮度のウラン、これは日本ではそんな濃縮をやっていませんから、フランスから輸入したウランですよね。一八・八%の濃縮度のウランをやっているということは当然知っていたのではないかと思ったのですが、そういう認識は全くなかったんでしょうか。 たまたまこの工場は常時メーンとして運転しているのは軽水炉用だと、これは事実だと思います。
○加藤(康)政府委員 供用業務の対象となる施設としてどのようなものがあるかという御質問でございますが、例えば高速増殖炉実験炉、茨城県の大洗にあるものでございますが、これは現在、燃料とか材料の照射試験に使われております。これは、中性子を当てて材料の劣化を調べるわけでございまして、核融合炉の構造材も中性子が当たるわけでございますので、そういうものの材料の開発に非常に有効でございます。
長官もおいでになったそうでございますが、そこで常陽、高速増殖炉実験炉を拝見いたしまして、そこで将来日本のエネルギーがいかにあるべきか、国際的にも二十一世紀の前半には人類は八十億を突破する、また今の電力エネルギーも約倍近いものが求められている。そういう状況の中で、我が国のいわゆる電力エネルギー、特にまた原子力発電について我々はどういう基本的な方針を貫かなければならないのか。
それからまた、ドイツに至っては八九年に再処理工場建設計画というものを放棄して、そして九一年に完成していた高速増殖炉実験炉の運転を断念をしておる。それからまた、フランスは有名なスーパーフェニックス、この運転を中止をしておる。英国に至っても運転中の原型炉を九四年に停止をすることを決定をしたというようなことで、諸外国が非常に高速増殖炉ということに対して今急ブレーキをかけておるわけでございます。
それで、全体の量的バランスでございますけれども、とりあえず二〇一〇年ごろまでのプルトニウムの需給について申し上げますと、一つといたしまして、高速増殖炉実験炉の「常陽」及び原型炉「もんじゅ」におきまして十二トンないし十三トン程度のプルトニウム、これはいずれも核分裂性プルトニウムでございますが、プルトニウムを必要とする。
今先生御質問の二〇一〇年ということで切ってみますと、まずプルトニウムの累積の需要でございますけれども、一番目といたしまして、高速増殖炉実験炉「常陽」及び原型炉「もんじゅ」での需要でございまして、これが十二ないし十三トン程度、それから二番目といたしまして、FBR実証炉及び実証炉以降の炉におきまして十ないし二十トン程度、それから新型転換炉原型炉「ふげん」及び新型転換炉実証炉におきまして十トン弱、それから
約四十二トンと申しますのは、動燃が使います高速増殖炉実験炉「常陽」、新型転換炉原型炉「ふげん」、高速増殖炉原型炉「もんじゅ」、これで約九トン、それから電源開発の新型転換炉実証炉で四トン、それから日本原電が行うことになっております高速増殖炉の実証炉で四トン、それから軽水炉のプルサーマル利用で二十五トン、それで合計四十二トンになるわけでありますが、この中で動燃事業団が現在決まっておりますのは、今申し上げた
一方、動燃事業団の新型転換炉原型炉「ふげん」、それから高速増殖炉実験炉「常陽」の燃料等のために消費されましたプルトニウムは約二・七トンでございます。この結果、一九九〇年三月末現在におきます原料のプルトニウムの保有量でございますが、これは約〇・五トンということになっておるところでございます。
昭和六十二年度、すなわち昨年度以降二〇〇〇年ごろまでの我が国のプルトニウムの需要量の現時点の見通しでございますが、その一つとしまして、動燃事業団におきまして一九七七年から運転中の高速増殖炉実験炉「常陽」、これは茨城の大洗町にございますが、これで二トン弱核分裂性プルトニウム――プルトニウム・フィッサイルのものを使ってきております。
それで、一応大ざっぱに申し上げますと、現時点では高速増殖炉実験炉の「常陽」であるとか、あるいは現在建設中の「もんじゅ」であるとか、そういったものにプルトニウムを使う。
現在プルトニウムにつきましては、国内的には高速増殖炉実験炉の「常陽」とか、それからこれから建設いたします原型炉の「もんじゅ」、それから新型転換炉「ふげん」という炉を現在敦賀で運転をいたしておりますが、こういったものに燃料を供給するためのプルトニウムの需要というものが当面の需要でございまして、これらにつきましては、東海再処理工場で再処理いたしましたものに加えまして、フランス、イギリスにお願いしてあります
次に、動力炉・核燃料開発事業団におきましては、高速増殖炉実験炉の運転等新型動力炉の研究開発を進めるとともに、ウラン資源の海外調査探鉱、遠心分離法によるウラン濃縮パイロットプラントの運転等核燃料サイクル確立のための研究開発を進めることとし、これらに必要な経費として同事業団に対する政府出資金と補助金を合わせ七百二十六億七千五百万円を計上いたしました。
一般会計の分の内容といたしましては、同事業団におきます高速増殖炉実験炉の運転——「常陽」というのが大洗にございますがその実験炉の運転等新型動力炉の研究開発を進めること、それからウラン資源の海外調査探鉱、ウラン濃縮パイロットプラントの運転等核燃料サイクル確立のための研究開発の推進、こうした必要な経費でございます。
次に、動力炉・核燃料開発事業団におきましては、高速増殖炉実験炉の運転等新型動力炉の研究開発を進めるとともに、ウラン資源の海外調査探鉱、遠心分離法によるウラン濃縮パイロットプラントの建設等核燃料サイクル確立のための研究開発を進めることとし、これらに必要な経費として同事業団に対する政府出資金と補助金を合わせ七百八十億三千二百万円を計上いたしました。
一般会計分の内容といたしましては、同事業団における高速増殖炉実験炉の運転等新型動力炉の研究開発を進めるとともに、ウラン資源の海外調査探鉱、ウラン濃縮パイロットプラントの建設等、核燃料サイクルの確立のための研究開発を実施するため必要な経費であります。
次に、動力炉・核燃料開発事業団におきましては、高速増殖炉実験炉の運転等新型動力炉の研究開発を進めるとともに、ウラン資源の海外調査探鉱、遠心分離法によるウラン濃縮パイロットプラントの建設等核燃料サイクル確立のための研究開発を進めることとし、これらに必要な経費として同事業団に対する政府出資金と補助金を合わせ七百八十億三千二百万円を計上いたしました。
次に、動力炉・核燃料開発事業団におきましては、高速増殖炉実験炉の運転等新型動力炉の研究開発を進めるとともに、ウラン資源の海外調査探鉱、遠心分離法によるウラン濃縮パイロットプラントの建設等核燃料サイクル確立のための研究開発を進めることとし、これらに必要な経費として同事業団に対する政府出資金と補助金を合わせ八百十四億六千五百万円を計上いたしました。
次に、動力炉・核燃料開発事業団におきましては、高速増殖炉実験炉の運転等新型動力炉の研究開発を進めるとともに、ウラン資源の海外調査探鉱、遠心分離法によるウラン濃縮パイロットプラントの建設等核燃料サイクル確立のための研究開発を進めることとし、これらに必要な経費として同事業団に対する政府出資金と補助金を合わせ八百十四億六千五百万円を計上いたしました。
次に、動力炉・核燃料開発事業団におきましては、高速増殖炉実験炉及び新型転換炉原型炉の運転を行うとともに、高速増殖炉原型炉につき所要の建設準備を行うなど、動力炉の開発に必要な経費として四百六十九億七千四百万円を計上いたしました。また、使用済み核燃料再処理施設の運転及び同施設に関連する安全性の研究開発等に必要な経費として百三十二億九千三百万円を計上いたしました。