2004-11-25 第161回国会 参議院 文教科学委員会 第7号
また、先生、ただいまはMOXの加工施設の問題等々にも触れられましたけれども、これは将来の課題でございますので、これからサイクル機構が日本原燃に対しましてどのような協力ができるかどうか、恐らく当事者間でお話をされなければ固まっていかない問題だとは存じますけれども、一つ言えることは、サイクル機構は、これまで高速増殖実験炉「常陽」でありますとか、あるいは原型炉の「もんじゅ」、あるいはまた運転は停止をいたしましたが
また、先生、ただいまはMOXの加工施設の問題等々にも触れられましたけれども、これは将来の課題でございますので、これからサイクル機構が日本原燃に対しましてどのような協力ができるかどうか、恐らく当事者間でお話をされなければ固まっていかない問題だとは存じますけれども、一つ言えることは、サイクル機構は、これまで高速増殖実験炉「常陽」でありますとか、あるいは原型炉の「もんじゅ」、あるいはまた運転は停止をいたしましたが
今回のこの燃料製造にかかわりますものは、サイクル開発機構が、茨城県大洗町に設置しております高速増殖実験炉「常陽」用の燃料、加工の前のものでございまして、再転換加工用のものとして発注をいたしたものでございます。
○岡部三郎君 次に、報道されるところによりますと、アメリカ・ワシントン州にある高速増殖実験炉、FFTFがアメリカの予算の逼迫から運転が継続できない、我が国に資金援助を求めてきておる、こういうことであります。また、先般の日米首脳会談では、ブッシュ大統領から直接海部総理に、SSC、超電導超大型加速器への日本の協力要請がなされたわけであります。
すなわち、わが国の原子力発電はすでに一千万キロワットを超え、アメリカに次いで世界第二位になろうとしておりますし、一方では、高速増殖実験炉の「常陽」や国産新型転換炉の「ふげん」が臨界を迎えるなど、技術の多様化が進んでおります。
四月二十四日にわが国の高速増殖実験炉「常陽」が臨界に達し、高速炉の実験時代に入ることになりましたことは、御同慶の至りでございます。 さて、わが国が自主的に開発しましたこのFBRは、ようやく出力上昇に入りましたが、これがわが国のエネルギー問題解決の原動力を発揮するには原型炉、実用炉への開発を強力に推進する必要があり、それにはまだ相当の年月を要すると思われます。