1987-05-12 第108回国会 参議院 予算委員会 第10号
○政府委員(西廣整輝君) 空中給油機につきましては、空中警戒待機をする航空機の時間が延伸できるとかそういったことで、近代化されつつあります航空技術の進歩による低高度侵入あるいは高高度の高速侵入機に対応できるとか、もろもろの利点があろうかと思います。
○政府委員(西廣整輝君) 空中給油機につきましては、空中警戒待機をする航空機の時間が延伸できるとかそういったことで、近代化されつつあります航空技術の進歩による低高度侵入あるいは高高度の高速侵入機に対応できるとか、もろもろの利点があろうかと思います。
○西廣政府委員 過去、空中給油機についていろいろ御議論があったことは十分承知いたしておりますし、当時の御答弁で、逐次航空機等の技術も性能も上がってきて、低空高速侵入等もあり得るので、そういう事態になると空中待機ということも必要となってくるのではないかという御答弁をしておると思います。
それから第二点の空中給油機の問題でございますが、これはかねてから申し上げておりますように、近時の航空技術の発達ということから考えますと、超低空侵入でありますとか高高度の高速侵入といったような航空機の能力の向上という状況が出てきております。したがいまして、それに対抗するために空中警戒待機をするということが本土防空のために非常に有効であるという状況が出てきつつあることは事実でございます。
近時の航空技術の進歩は非常に著しいものがございまして、従来に比べまして低高度侵入能力でありますとか高々度の高速侵入能力が非常に向上してきているわけでございます。空中給油機をもし使用することができますれば、空中で警戒待機をする時間が延ばせるということになりますので、こういった事態により迅速に対応し得るようになるのではないかという認識を持っております。
ただ、ただいま御指摘の空中給油機能の問題につきましては、これは昨年来研究をしておるということをしばしばお答え申し上げておるところでございまして、これは近時におきます航空技術の発達に伴いまして低空侵入能力とか高高度高速侵入能力が高まってきておりますから、それに対処するためには空中警戒・待機の態勢をとる必要が出てくるという状況にございまして、そういうことをやるためにはやはり空中給油機能を充実する必要がありますし
「航空軍事技術の進歩は著しく、超低空侵入、高々度高速侵入等航空機による侵入能力は従前に比して更に高まるすう勢にある。このようなすう勢からみて、F−15が我が国の主力戦闘機となるであろう時期(一九八〇年代中期以降の時期)においては、有事の際に空中警戒待機の態勢をとるため空中給油装置が必要となることが十分予想されるところである。」
ただ、一般的な問題として空中給油機能の問題を私どもはどう考えているかという点については、これは前にも申し上げたこともありますけれども、一つには近時の航空技術の進歩が大変顕著なものがございまして、従来に比べまして低高度侵入あるいは高高度の高速侵入というような能力が著しく向上をいたしております。
私どもといたしましては、最近の軍事技術の向上進歩というものを考慮いたしますと、高高度高速侵入とか超低空侵入といったものの可能性が非常にふえてきているということがございますので、そういった事態を踏まえて考えますと、将来の問題といたしましては、我が国の防空戦闘機が空中において待機をする、空中待機の態勢をとることの必要性がますます増大していくであろうというふうに見通しを立てておるわけでございまして、そういう
それによりましていわゆる超低空侵入とかあるいは高高度高速侵入といったような侵入能力が非常に今増大をしてきております。したがって、そういう状況の中で考えてみますと、やはりこれらに対処するためには、あらかじめ上空におきまして空中警戒態勢というものを強化していく必要性が増大をしてくるであろうということが我々としては考えられているわけでございます。
ただ、既に御説明申し上げたように、将来の問題として申し上げますれば、航空技術の進歩ということから、低空侵入能力でありますとかあるいは高高度高速侵入能力というものが最近非常に発達をしてきているという状況でございまして、そういった状況を踏まえて考えてみますと、将来の問題としては、空中警戒待機の態勢を増強するということの必要性が出てくるという事態は予想されないわけではないわけでございまして、そういったような
我が国の戦闘部隊というのは本土防空ということをまず主体に考えておりますので、そういう観点から中心に考えてみた場合に、将来の問題といたしまして、航空技術の進歩によりまして低空侵入でございますとかあるいは高高度高速侵入というふうな性能が非常に世界的に向上しているという状況がございます。
その中にも申し上げてございますように、航空軍事技術の進歩というものは年々著しいものがあるわけでございまして、超低空侵入の方式でありますとか、あるいは高高度の高速侵入といったような、そういう航空機の能力というものが高まっていく趨勢にあることは御承知のとおりでございます。
○政府委員(矢崎新二君) これは、いまも申し上げましたように、航空軍事技術の進歩というものを考慮いたしまして、超低空侵入であるとか、あるいは高高度高速侵入といったような事態に対応するために、空中警戒待機の態勢というものを有事の際にはとらなきゃいけないというようなことが将来の問題としてあるわけでございますから、そういったような問題が必要であるというふうに判断されるようになった時期にはそういう空中給油装置
しかし、航空軍事技術の進歩は著しく、超低空侵入、高々度高速侵入等航空機による侵入能力は従前に比して更に高まるすう勢にある。このようなすう勢からみて、F−15が我が国の主力戦闘機となるであろう時期(一九八〇年代中期以降の時期)においては、有事の際に空中警戒待機の態勢をとるため空中給油装置が必要となることが十分予想されるところである。
ところが、戦闘爆撃機の機能が向上してまいりまして、高々度高速侵入あるいは低空からの侵入というものが八〇年代以降においてはさらに技術の進歩に伴って脅威として考えなければならない時期を迎えるというふうに私どもは考えているわけでございます。
それから、これが大きな問題になってきたとき、今度二つ目には、各国の飛行機がどんどん性能が向上していく、それに対抗して特に低空高速侵入に対して空中待機がどうしても必要なんだ、だからスクランブル等のためにもできるだけ滞空時間が長いようにしておくことが必要なんだ、空中給油装置についてこういうふうに説明している。議論の段階でだんだん防衛庁の方針も変わってきているわけです。
○中川(秀)委員 有事の際、対地支援戦闘で使うケースがあり得るというお話ですけれども、もう一点、空中給油装置を外さぬ理由として挙げている将来の運用というもの、先ほど局長の御答弁では、戦闘機全体の技術水準が非常に高くなって、低高度高速侵入が非常に予想される事態になってきた。
ただ問題は、これからの八〇年代で一番問題になってまいります低空高速侵入ということに対して、現在のF4を含めまして、当方にはこういった点についての非常に大きな欠陥があるわけでございまして、こういった点をカバーできる能力を持っておらなければならない。