2000-11-16 第150回国会 参議院 法務委員会 第7号
それから、最近の西鉄高速バスジャック事件、これも十七歳。これですら、本当は処置としてはあの場でなぜ射殺しなかったのかと。いろんなそういうケースもありますね。周りの危険性のことを考えたらそれはありますが、捕まえてしまった以上は、やっぱりこれを普通のただ粗暴犯がもっと極端に爆発して起こしたというような話ではないわけですよ。ですから、医療少年院に今送られているというケースです。
それから、最近の西鉄高速バスジャック事件、これも十七歳。これですら、本当は処置としてはあの場でなぜ射殺しなかったのかと。いろんなそういうケースもありますね。周りの危険性のことを考えたらそれはありますが、捕まえてしまった以上は、やっぱりこれを普通のただ粗暴犯がもっと極端に爆発して起こしたというような話ではないわけですよ。ですから、医療少年院に今送られているというケースです。
ことしの五月三日に起こりました西鉄高速バスジャック事件というのが日本じゅうの注目を浴びましたが、実はあの事件についても佐賀家庭裁判所の方から依頼を受けまして鑑定をさせていただいたということでございます。 ちょうど皆さんの御関心のケースでありますので、そこからお話を始めたいと思いますが、佐賀に行って少年に会ってまいりますと、驚いたことが一つございました。
総理の発言を契機に論議すべきは、最近の青少年による想像を絶する犯罪、例えば西鉄の高速バスジャック事件や名古屋の五千万円恐喝事件等が続発する中で、どのようにして人の命の大切さへの理解や宗教的な情操教育等を取り入れ、他人を思いやる心を初め倫理観や道徳心をはぐくむ取り組みを行うかであります。この本質的な問題こそ、今、国民的論議を深め、教育改革につなげていくべきであります。