1977-10-25 第82回国会 参議院 文教委員会 第1号
私は、四十六年十二月の医科大学設置調査会の「医師養成の拡充について」という高見文相に対するところの報告書とかあるいはその前後におけるところの国会におけるところの医師養成のあり方の問題についてのいろんな議事録を見ながら非常に強く感じておるんですかね。そこで、医師養成の問題について聞きたいと思うんです。私は医師養成というから厚生省の仕事かと思うと、これはみんな文部省みたいになっておるんですね。
私は、四十六年十二月の医科大学設置調査会の「医師養成の拡充について」という高見文相に対するところの報告書とかあるいはその前後におけるところの国会におけるところの医師養成のあり方の問題についてのいろんな議事録を見ながら非常に強く感じておるんですかね。そこで、医師養成の問題について聞きたいと思うんです。私は医師養成というから厚生省の仕事かと思うと、これはみんな文部省みたいになっておるんですね。
当時の文部大臣だった高見文相も言っていますよ、これ。一番許してはならない学校だった。資金づくりがずさんで、許可しないつもりだったけれども、資金がそろってきたので、それは仕方なかった。こういう物の言い方をしておるということは、この資金づくりに、資金調達にきわめて非常な問題があったということを裏づけておるんじゃないでしょうかね。
せめて、私は、高見文相の目玉商品があるとするならば、目玉行政をやるとするならば、ほんとうにこれを置きみやげにされて、ああ高見さんはえらいというかっこうで幕を引かれたらどうですか。七年などと、そういうことを言わないで、一回そこらあたりの気持ちをお聞かせ願いたい。
拝啓、高見文相様 当、東京都東久留米市は四十七年度予算の実に半額、二十億余円を教育にぐわれるハメとなりました。ほとんどが、学校用地の購入、新築、増築であります。それでも、プレハブ教室はなくせず、体育館のない学校が残るのです。貴省の補助金の乏しさを補うために、この三年間で二十五億円を借金しました。町づくりなど新規事業には、ほとんど手がつけられません。市財政の〃倒産〃は目前であります。
いわゆる五%の定員削減を基本方針として進んでおられますが、少なくともこのような前時代的な、いま高見文相のいわれるように、戦前からのこういうものを含めて大体全国で一万六千ある。こういうものを書類審査だけやっておるから問題が発生をする。これらを徹底して実行するためには、勢い定員が私は必要になってくると思うんです。
(拍手) さきに、高見文相は、管理面の改革を積極的に進めると述べていられますが、その後の状況の変化に応じてどのような措置をとられようとしているか、今後の対策をお聞きしたいのであります。今回の事件を契機として、管理面の改革を理由に、学問の自由を妨げるような学校管理の強化であってはならないと思うのでありまするが、いかがでありましょうか。 よい教師はよい子供をつくる。