1996-06-18 第136回国会 参議院 法務委員会 第10号
○最高裁判所長官代理者(石垣君雄君) 裁判所では、本年の九月から十月にかけて全国で高裁管内ごとに執行事件を担当する裁判官、書記官の協議会を開催する予定でございます。今回の改正の趣旨や改正法下における運用のあり方についても協議をすることを考えております。その際には、国会での御議論や既に出ております附帯決議の内容等も紹介をし、運用上遺憾のないように配慮をしたいというふうに思っております。
○最高裁判所長官代理者(石垣君雄君) 裁判所では、本年の九月から十月にかけて全国で高裁管内ごとに執行事件を担当する裁判官、書記官の協議会を開催する予定でございます。今回の改正の趣旨や改正法下における運用のあり方についても協議をすることを考えております。その際には、国会での御議論や既に出ております附帯決議の内容等も紹介をし、運用上遺憾のないように配慮をしたいというふうに思っております。
○石垣最高裁判所長官代理者 今回の改正法案の内容につきましては既に全国の裁判所に通知をしてございますが、本年の九月から十月にかけて全国で高裁管内ごとに、執行事件を担当する裁判官、書記官の協議会を開催する予定でございまして、先ほど来御指摘のあります審尋の規定等を含めた改正法の趣旨、あるいは改正法のもとにおける運用のあり方等についても協議をすることを考えております。
同様に、大阪についてもかなりの増員を図っているところでございますが、委員から、特に事件処理についての能力と資質というようなお話もございましたので、裁判所としては書記官等の資質を向上させるために、高裁管内ごとに民事執行事件を担当する書記官を集めた研修を計画し、また民事執行事件に関する裁判官、書記官の協議会なども開催をしているところでございます。
最高裁は、裁判所全体として、現在の定員と実際にいる者との違いなり、それから高裁管内での実際にいる裁判官なり書記官なり、各高裁管内ごとにまとめた現在いる者の数、これは資料として出すのですよ。いやいやながら出すわけだ。だけれども、各地裁ごとの、裁判官や書記官や事務官や何かに全部分けて、定員と実際にいる者の数との違いは、何か資料を要求しても、最高裁としてはそれは困ると言って出さないのじゃないですか。
殊に元の控訴院管内、即ち今日の高裁管内ごとに一つの基準がある。それは戦前のものである。今日の新しい時代においてそれが即適用できるとは考えられない。又裁判所の制度においてもいわゆる変革を来たしておりますれば、それに適合するように、又新らしい時代の基本的人権という大きな観点に立つて、その実現を期待し得るような方向にその規範というものを作られなければならないと私は思うのです。