2005-04-08 第162回国会 衆議院 内閣委員会 第8号
しかも、自給率が余り達成しないものですから、野菜、高級野菜を売った金額でもって自給率を今後表示しようということになったんです。それは私は非常にゆがめられた自給率だと思うんです。そういうもののために私たちはこの食育というものを法のもとに国民がそこに参加して協力しなきゃならないなんということは、これは国民から見て非常におかしな状況になるということを感じております。
しかも、自給率が余り達成しないものですから、野菜、高級野菜を売った金額でもって自給率を今後表示しようということになったんです。それは私は非常にゆがめられた自給率だと思うんです。そういうもののために私たちはこの食育というものを法のもとに国民がそこに参加して協力しなきゃならないなんということは、これは国民から見て非常におかしな状況になるということを感じております。
今も私は暫定的な手段じゃなくて斬新的な措置、こういうお話をしましたけれども、我々は北海道なんかにおりますと、今飛行機で鮮魚とかあるいは花卉類あるいは高級野菜、こういったものを輸送しております。しかし、例えば女満別空港なんかは機材が小さいので全然積み切れないというので、女満別あたりから、網走周辺から結局は千歳まで車で運んで、そして東京や関西の市場に輸送しているわけですね。
また、御指摘の農業所得につきましては、その大部分が、第一に、適正に作成された農業所得標準に基づいていること、第二に、収入のほぼ一定している水稲等については面積課税方式、収入が変動する果樹、高級野菜等につきましては収入金課税方式を採用していること、第三に、課税の基本となる作付面積や収入金額等の把握が必要な資料、情報に基づき地方税当局の協力のもとに適切に行われていること等からして、一般的には多額の申告漏
御承知のようにあそこは南京豆とかスイカとかがとれる、かなり農業収入の高い農地でございましたし、これから東京の人口もだんだん千葉県方面にいっぱい定住してまいりますし、また空港関連の消費も高まっていけば高級野菜などの栽培、そういったものも新しい農業の対象だろう、あるいは高級果実等、そういったものを含めて、何と申しますか成田空港の周辺というのを新しい北総台地の農業地帯としてつくっていく。
けれどもまあ政府の考えているビジョンを、まだこれは新聞等で拝見しますと、高級野菜を空輸して、そういうことも考えているようでございますので、まあいずれにしてもそういう沖繩の将来農業はどうあるべきかと、やはり米はどうするか、あるいは畜産はどうするか、漁業どうするか、まあこういう点でございますがね、おそらくこれは農林省としても検討していると思うのですけれどもね。
将来はあるいは内地市場を目標にした高級野菜等も当然考えられる。ただし、これには植防上のいろいろな問題はございますが、わりあいに地域としては特定しやすい南と北の両はじをぴちっと押え込むことによって、本土は適地適産といいながら、極端にいえばどこで何でもつくれるという状態でありますから、文字どおりこの日本全体の農業地図をかき上げるに絶好のチャンスであると私は思っております。
中国との間に高級野菜で契約栽培をやろうじゃないかというようなことが出ておって、何か訪中使節団を十名から二十名ぐらい編成して六月にそれが出発するんじゃないかというような話があるんですから、とするなら、国内でいま野菜だけが困っておるわけですね。
それから次に申し上げたい点は、けさ、新聞に、対中国との関係で契約栽培の問題が出ておりましたですね、高級野菜等の問題で。私は、前向きで農政に取り組むというなら、少なくとも、国内で、転作なりあるいは休耕等、いろいろな問題が出ている。片方では野菜だけでございますね。ですから、契約栽培等の問題についてもっと力を注いでいくべきじゃないだろうかという意見を持っておりますが、いかがでしょうか。
その反面においてパンだとかあるいは肉だとか高級野菜だとか、そういうものに対する嗜好というものが伸びてくる。また米につきましては、食糧増産政策、これが功を奏しまして生産は伸びてくる、こういう状態でありますので、米の問題がまず非常にむずかしい事態に当面しておる、こういうふうに見ております。
だけれども、無差別に十アール当たり何ぼで、たとえば特殊の、労働力は非常に要するけれども、所得の高い高級野菜も込みにして——作付実態は必ずしもこれと違います。その標準率をかなり強要的な姿勢で、全然見ないということでもないらしいけれども、かなり強い姿勢でその標準率で申告を押しつけてくるということですね。これはやはり自主申告のたてまえからいうと、少し姿勢が強過ぎるのじゃないか。
高い高級野菜からあるいは大衆野菜の安いものから、所得九万円ぐらいしかあがっていないものも十二万七千円を申告なさい、応ぜぬければ更正決定ですよという態度なんです。これはどうなんですか。
高級野菜の場合にはある程度しかたがないけれども、ダイコンなんか、昭和二十三年には六銭だった、それがいま百円だ百五十円だといえば、私たちは毎日使うのだから、どうしたって騒がざるを得ない。こういうことを言いながら、私もいま、一生懸命八百屋さん通いをしております。三日間で、キャベツなんか三十円から四十円上がっております。ダイコンが十円下がったかと思うと、キャベツが三十円、四十円上がるわけです。
ところが、一方、今度はほんとうに近郊農業のほうが、むしろ高級野菜あるいは花卉園芸をやる場合には有利だ。それが今度市街地地域に入ってしまうと農業環境が非常に悪化する。その人々の未来に対する自分のビジョンによって非常に違うために、かなりの混乱が起きているように思われます。
だから、トマトもとれるんだ、高級野菜もあたたかいところだからビニールも鉄骨ビニールなんか使わぬでやれるんだ、おっしゃるようなことを向こうでも言ったのです。ところが、トマトというのは、飛行機で送れば別ですけれども、奄美大島から大阪の市場まで運ぶ間に非常になまに近いものを出荷しても、カキの、熟柿みたいになっちゃうのです。
今後大都市の周辺あるいは地方中心都市等におきましては、その近在の農村地帯は、おそらくは、近代農業と申しますか、だんだんと国民の食生活の移り変わり等もありまして、高級野菜、新鮮度の高い野菜等の要請がますます強くなりますから、そういうふうな園芸換金作物等をうんと取り入れることによりまして近郊農村の繁栄というものははかっていけるのじゃないか。
これは日本古来の野菜から、高級野菜から、いろいろあるわけでありますが、しかし、秋から冬、春にかけての野菜などというものは、出かせぎによって、つくる人はいなくなった。その農家自体がいわゆるホーレンソーを買って食べるというような状態が、これはあるわけです、現実問題として。だから、むしろ生産地云々ということを言われますけれども、いわゆる地方の野菜の消費が、都会の野菜、生鮮食料品の圧迫になっている。
うという問題はおかしいので、私どもは、それはどうしても食糧全体をどうするかという問題に帰着するのであって、そういう点からいって、いまでもやはり日本の場合は、御存じのとおりに、たん白質であるとかビタミン関係が非常に少ないという関係がありますので、需要の増加、伸びの大きさは、たん白関係、つまり肉類とか、それから脂肪関係、そういう方向にありますから、畜産の政策、それからしてビタミン関係でいえば、果実とか高級野菜
「農産物需要の面では、でん粉質食糧における需要の停滞ないし減少と畜産物、高級野菜等の需要の増大が進んでおり、これらに対処して主穀中心の伝統的なわが国農業の行き方を改め、需要に即した生産の選択的拡大を図ることが必要となってきている。」こういうふうに書いているのです。いわゆる農業基本法をつくった当時の、あるいは農業基本法をつくった根本の動機に、そういう問題が重大な問題としてあったわけです。
○坂田国務大臣 畜産物なりビタミン、特に野菜なんかにしても、高級野菜というものも需要は非常にふえております。数学的にもし必要があれば申し上げますが、需要は非常に増えている。それは、国民所得全体がふえまするときには、やはりたん白質なりビタミンという方面の需要がふえていくということは、これは必然であろうと思うのです。そういうわけで、それらの需要は非常にふえておる。こういう実態でございます。
また、私はしばしば感ずるのでありますが、アメリカのニューヨークで消費される野菜、これは高級野菜だというが、その産地は一体どこなのか、くだものは一体どこが産地なのか。ニューヨークで消費される野菜やくだものは、みんなカリフォルニアあるいはテキサス、ずいぶん遠方からニューヨークへ送っておる。そうして、ニューヨークの市民はそれを使っておるのです。
むしろ、これからは、政府の言うような農業の高度化といいますか、あるいは米も、あるいは果樹、高級野菜、あるいは自給飼料の増産、あるいは林産の近代化、こういうようなことを考えてみます場合には、いわゆる肥料の生産力拡充に持っております技術的重要性というものは、一つも減っておらぬ。むしろふえておる。こういうことの基本的な認識を私は十分持っておらなければならぬと思うのであります。
つまり、同じ野菜でも、高級野菜とかそういうものの消費がふえているのに、その生産はそれほどふえない。消費に即応してふえない。あるいは、これは需要供給の面でございますが、生産のコストの面で、労務費が上がり、農家の労働報酬に対する意識が荷まっておる。それに対して十分な報酬を得よう、蔬菜の生産等については当然出てまいるわけでございますが、それがやはり働く。
たとえば需要等につきましても、高級野菜等の需要が相当ふえておるという面もございまするし、あるいは牛乳等につきましても、伸び方はそれほどでもございませんけれども、今後相当伸びる可能性もございます。要するに価格の問題は、生産者に対しては生産の意欲を損わないようにしなくちゃなりませんと同時に、やはり需要供給によって決定される面も相当ございます。
埼玉県といえば、東京都に供給する最近の高級野菜の主要供給地になっているし、群馬県、埼玉県あたりは、養蚕地帯としては日本有数の養蚕地帯であるし、栃木県の麻もまことに他に類例を見ない、こういうような点を考えますと、国民経済上相当大きい。