2016-11-18 第192回国会 参議院 環太平洋パートナーシップ協定等に関する特別委員会 第6号
結論として申し上げたいのは、やっぱり富裕層の香港だとかシンガポールだとか、あるいはヨーロッパのあれこれの都市だとかでも競争になって、荒幡参考人が言われたように、例えばカリフォルニア産米のジャポニカ系の高級米とそこそこ価格競争ができて初めてそれなりに増えていくと。それから逆算した生産者の手取り価格は玄米六十キログラム当たり八千五百円なんですね。この現実を見たときにどう考えるかと。
結論として申し上げたいのは、やっぱり富裕層の香港だとかシンガポールだとか、あるいはヨーロッパのあれこれの都市だとかでも競争になって、荒幡参考人が言われたように、例えばカリフォルニア産米のジャポニカ系の高級米とそこそこ価格競争ができて初めてそれなりに増えていくと。それから逆算した生産者の手取り価格は玄米六十キログラム当たり八千五百円なんですね。この現実を見たときにどう考えるかと。
ですから、SBS米の価格が調整金で安く、二割安く売られていたりしたら、確実に超高級米にも影響を与えるんです。 このことは、米山隆一新潟県知事が選挙期間中、明確に言っていました。彼はどう言ったかというと、私は魚沼の生まれです、魚沼産です、日本一のブランド米、魚沼産のコシヒカリもSBS米価格がもっと安くなったりしたら悪影響を受けて、魚沼産コシヒカリも立ち行かなくなるんですと明確に答えていました。
きょうは直接お触れにはならなかったんですけれども、中嶋参考人は、かねてから、お米というのはいろいろな価値のつけ方というか見方があって、一つは、例えば米というのは、本当に生活必需品ですよ、なくては困りますよというものである場合と、非常にぜいたくをするという意味での高級米というものもあるわけですから、そういったものもある中で、例えば中食ですとか外食産業で使われる、比較的、もちろん品質はそれなりに担保された
したってすぐわかる話ですから、農家としてはいい米をつくって中国に輸出した方が国に納めるよりよっぽどもうかるというのはだれでも計算ができますから、そうすると農業にとりましてのインセンティブがふえますし、今七百万トンぐらい消費されていると思いますが、つくっているお米は八百何十万トン、中国は約二億トンぐらい消費しているはずですから、そのうち百万トンぐらい余った、七百、八百万の百万トンが入ったって、それは一部の高級米志向
その中で、日本の高級米、これは香港に行きましても、それからまた香港から回っていっているのかどうなのか、いろいろな姿がある、これ以上申しませんが、中国で日本のお米を食べられた方々は、こんなおいしいものであればぜひとも、何としても欲しい、こういうのは私どもしょっちゅう聞いておりますから、大きな可能性を持っておる。 問題は検疫です、おっしゃるとおり。
二つ目には、国内高級米と加工用の輸入低級米の価格を比較して関税値を算定している算定方法に疑念があると。三点目は、関税化の決定にかけた時間について二国間の協議する時間を残さなかったことを理由に輸入障壁になりかねない強い懸念を表明しています。 新聞各紙とも、アメリカが我が国の関税化措置に対してWTOへの異議申し立てに踏み切ることはほぼ確実になったと報道しています。
これはタイの最高級米で、普通に売買されている米は二十六円ですと、日本のお米はなぜこんなに高いんでしょうと、こうばっとやられますと、これはウーンとこううならざるを得ないようなことになるんですね。この値段はほぼ間違いないですか、今私が申し上げたような。
競争することになりますれば、上質米と申しますか、高級米と申しますか、それらのものが自由取引の対象になる、こういう結果になる。そうすると政府は下級米または下質米を取り扱っていかなければならないという結果になるのではないか。たとえば今日輸送が非常に困難になってきておりますけれども、政府の威力をもってすらなかなか輸送が円滑に行なわれないで、地方に滞貨が出てきております。