2002-05-20 第154回国会 参議院 行政監視委員会 第5号
そして、常勤役員には高級天下り官僚が就いて、言わば官業癒着、もう明確なわけです。こんな格好でほぼ国から事業費が二百八十六億円出ているわけですけれども、これが使われておる、こういうことになるわけですが、到底これはもう国民が理解できることじゃないわけです。大島副大臣お見えでございますから、自らのこうした行政評価というものを厳しく是非なさるようにここでは是非指摘を申し上げておきたいと思います。
そして、常勤役員には高級天下り官僚が就いて、言わば官業癒着、もう明確なわけです。こんな格好でほぼ国から事業費が二百八十六億円出ているわけですけれども、これが使われておる、こういうことになるわけですが、到底これはもう国民が理解できることじゃないわけです。大島副大臣お見えでございますから、自らのこうした行政評価というものを厳しく是非なさるようにここでは是非指摘を申し上げておきたいと思います。
そういう中で私たち共産党もいつも言っていますけれども、あの高級天下り官僚問題で不当な給料と退職金の問題、それから業務内容の不正の問題、もう国会でもずいぶん議論になってきたでしょう、で、そういう中でこういうものをみずから決めておやりにならないというところが問題なんですよ。
高級天下り官僚たちは特殊法人をまるで植民地か何かのように考えておる、まさにそういう状態。しかもそれが中間管理職にまで及んでしまっておる。しかも三十九年のいわゆる管理庁の答申によりますと、もはや、だからそういうところの生え抜きの諸君、やる気がないというのですよ。みんな上から来てしまって、すうっと退職金だけ持っていってしまって、二、三年で行ってしまう。中間管理職までなっておる。