1981-03-30 第94回国会 参議院 大蔵委員会 第12号
物品税目をいかなる性格なものとするか、税制調査会の答申にも見られるごとく、物品税が奢侈品や嗜好品等生活必需品と直接関係しない高級品課税という設定当時から、今日の経済の高度化、生活水準の上昇等の変化から見て適宜見直しを行うことを要望するものであります。 次に、印紙税及び有価証券取引税の引き上げは、もし間接税の増強を必要と判断されるならば、この内容や方向に別に異議を唱えるものではありません。
物品税目をいかなる性格なものとするか、税制調査会の答申にも見られるごとく、物品税が奢侈品や嗜好品等生活必需品と直接関係しない高級品課税という設定当時から、今日の経済の高度化、生活水準の上昇等の変化から見て適宜見直しを行うことを要望するものであります。 次に、印紙税及び有価証券取引税の引き上げは、もし間接税の増強を必要と判断されるならば、この内容や方向に別に異議を唱えるものではありません。
全然物品税のような性格の税金をやめてしまいまして、あとに何も残さないという姿は、われわれはあまり考えておりませんが、しかし、いわゆる奢侈品課税、高級品課税といったような角度でものを考えていく場合に、現在の物品税のようなものがそのまま是認されていいかどうかということには、いろいろ議論があるだろうと思います。そういった意味におきまして、物品税の問題は再検討さるべきものである、かように考えております。
○渡邊政府委員 現在の物品税の性格から考えまして、それが一つの奢侈品といいますか、高級品課税である。少くとも奢侈品、不急不要品に課税をして行くものである。そういう税が租税体系の中であること自身が、そうおかしいものであるというふうには思つておりません。