1977-04-12 第80回国会 衆議院 内閣委員会 第10号
政府として財政的な支援によってこれらの実態調査に協力してあげる、調査費その他を出してあげてこの実態を把握してあげることが、出征兵士と同じ気持ちで送出された十五、六歳、高等小学を卒業したばかりの可憐なる少年たちにも報いることになる。これらの諸君がもし生存して祖団に帰ったならば、いまや社会の中核的存在として活躍してくれたであろう。
政府として財政的な支援によってこれらの実態調査に協力してあげる、調査費その他を出してあげてこの実態を把握してあげることが、出征兵士と同じ気持ちで送出された十五、六歳、高等小学を卒業したばかりの可憐なる少年たちにも報いることになる。これらの諸君がもし生存して祖団に帰ったならば、いまや社会の中核的存在として活躍してくれたであろう。
したがいまして、年齢の問題は、いま小林君も言いましたように、高等小学出まして、国の勧誘で、県や市町村の勧誘で行ったという点、十分ひとつ御記憶願いたいと思うんです。 それから第二は資料の問題でありますが、私も先般県庁の倉庫を調べました。県庁の倉庫の中に古い書類として、そのころの勧誘いたしました者の、役場なり、あるいは市役所なり、それからその行きました氏名がちゃんと残されております。
いわゆる今の世の中では、御承知のように、大正のころは、尋常小学校卒業者が大体年産群であったし、それから昭和に入ってからは、高等小学卒業生が日本の生産を支える労働者であった。それから現在は、中学校から高等学校の卒業と、こういう者が要請されているわけです。
それから、小学校の義務制の学校は、高等小学から五年、中学を出て二部にいった場合、一年ないし二年と、こうなっておったわけですからね。だから、その当時とはもうこれは比較にならぬわけですね、法制上。だから、昔、臨時教員養成所があったから、それに応じてこれをやるというのは、これは非常な間違いだと思うのですね。そして僕は、その臨時教員養成所に入ったのは昭和五年ですよ。昭和六年に満州事変が起こったわけです。
ところが中学校、昔でいえば高等小学、中学校に対しては、旅客運送の規定というものがありまして、国鉄の方ではおとな並みに取り扱っておる。国鉄バスもその通り。あるいは一般の民営バスも国鉄に右へならえしておる。そうなってくると、同じ義務教育であるところの小学校に対しては運賃の半額の割引があるが、同じ義務教育であるが中学にはない。
職員の学歴ですけれども、高等小学だけを出た者が三名、兵隊上りが七名、それから警察官上りですか、警察からきた者が三省ある。ちょっと私どもの調査から得た資料で申し上げます。
それから高等小学だけきり出た者が三人で、それは元は小使で、小使が今は教官になっているというのがいたのです。実際調査したら。小使がだんだん出世して教官になっている。それから兵隊上りで、人をなぐることをちっとも何とも思わぬというのが七人おりました。調査の結果そうなっておりますよ。これはいかにあんな山の中の少年院だから職員が得がたいかなんか知りませんけれども、これは私は監督者の責任じゃないかと思います。
労働基準法ができましてからは、徒弟制度が廃されたものでありますから——大工も左官、石屋、かじ屋においても、あるいは旋盤工においても、その他すべての職業が、小学校及び高等小学を出てすぐ見習った、それは非常に非能率ではありましたが、相当名人芸に達する者が養成されたけれども、今日は十八才未満の者は、そういうことはできないものでありますから、その過渡期において、制度が変ったけれども、これを養成する施設が追いつかなかったことが
従いまして九六%、まあ殆んど全部が高等小学乃至は中学卒業程度の素養しか持つていないということが言えると思うのであります。 それから年齢におきましては、殆んどすべてが二十六歳以下と申しますか、二十乃至二十五歳程度の者が三五・三%を占めております。年齢的に見まして、事業上村内の有力者に対する組合の事業を完全に遂行する能力というような点から申しまして多分に疑問を持たれるのであります。
本法案の改正にあたりまして、われわれが強く主張いたしました通信教育の問題、あるいは夜学、あるいは国民学校令によりまする高等小学の卒業生等に受験の道を開かれることを明確にせられましたことを、私は深く喜びとするものであります。
と申しますことは、日本銀行に、元は高等小学、当時の高等小学を卒業した者を見習として採りました。これは非常に優秀で、而も健康な人間を採用したのです。そして初めは給仕をさせておきまして、そうして夜学に通わせまして、それで比較的知識を得ましたならば、それを試験をして書記補にし、書記にして累進して行くことに、まあ制度があつたのでございます。
一応改正案といたしましては、それより一年低い程度ではございますけれども、高等小学卒業程度を救うということにいたした次第であります。
○矢頭証人 高等小学を卒業しています。
而も高等小学卒業者で七級になるのに書記職で十九年以上、集配人などの労務職で三十二年以上の勤続を要しておる。第四点に、その結果郵政職員二十五万七千人中、その二割五分に当る六万三千人は、俸給がその級の最高号俸になつて、いわゆる頭打になつておる。これらのものは昇給が引延ばされ、生活難深刻となり、士気阻喪して、事業能率にも悪影響をもたらしている。
先ほども申上げましたが、理論じやない、実情をお話申上げるのでありますが、前に高等小学卒業程度ぐらいの者に一、二年の補習教育を、我々の会社の仕事に順応するような職業教育をやつたわけであります。その後戦争中に中島さんのおつしやつたように、中学卒業生なんかうんと割振られて来たのですが、それらの人を見るというと、いわゆる人間としてはできておるかも知れません。
○福井委員 高等小学はどちらの方ですか。
それから高等小学卒業程度の保健婦の方々に対しましては、試験におきましても及第するような便宜をはかつて、そういう保健婦の方々を御採用になるのが賃に衛生管理という面において十分に意義深く活用ができるのではないかと考えております。從つてそういうような教育程度の差はありましても、保健婦の免状を持つておられる方が何らかの形において、早急に衛生管理者になり得るような道を講じていただきことを希望いたします。
しかるに現逓信從業員の教育の程度はと見ますと、高等小学を出た者が六割を占めておるという点であります。これは日本の國の経済の事情、教育制度の事情からいつて、これ以上の教育を得ることは不可能な実情から釀し出された結果だと思うのであります。從つてこれは逓信省にはいつてから十分な一般的な教育を受ける必要があると思うのであります。
日本ではなかなかそういうことになるのは容易のことでないから、そこで遠方にある中学に行きにくいのでありまして、私の知つておる一つの例を申しましても、昨年までは八年間小学校で学べたが、高等小学を止めてしまつて中学にしたために、貧乏な村は中学を設けることができないために、山を越えて四十町ばかりの道を行かなければならん。
これは上級の学校に行く踏台であつたのであるが、しかし性格は変つて高等小学、青年学校、実業学校の卒業生たちも、これにはいつておるのであります。かようにして、あたらしい義務教育の新制中学といたしましては、よい人間、よい市民のための普通教育とともに、各地方に應じた、働く國民をつくらなければならぬ。この二つのものを併せつつ、新しい中学は教育を行うていく建前になつておるのであります。