1992-02-27 第123回国会 衆議院 文教委員会 第2号
最終的には政治的判所ということで補助金が決定をするわけでありますけれども、その二十四億円の補助金の中から八億円もこの特定財団に寄附をするということは、これはもう仮にここで高石文部次官が関与をされておらなかったら、こんな巨額の金を寄附するわけもないし、また認可がこんなにすらすらといくとは思われないのですね。
最終的には政治的判所ということで補助金が決定をするわけでありますけれども、その二十四億円の補助金の中から八億円もこの特定財団に寄附をするということは、これはもう仮にここで高石文部次官が関与をされておらなかったら、こんな巨額の金を寄附するわけもないし、また認可がこんなにすらすらといくとは思われないのですね。
○吉田(正)委員 適正に運用されておるということでありますけれども、この設立当初から高石文部次官が次の衆議院選挙に立候補するという決意も固められておったわけでありますし、この財団が非常に手際よく設立をされた。しかもこの寄附金がまだ認可申請も出されないうちに学校の理事会で寄附を決定しておる。そして申請と同日に寄附金が拠出をされておる。
○会田長栄君 実は私が聞いている範囲では、前高石文部次官が衆議院選挙に出馬するために無理やり事務局にやらせたと聞かされております。しかし客観的には、そういう状況がこれからおいおい前高石文部次官のリクルート疑惑裁判と絡んで出てまいりましょうから、ここではこれ以上触れません。
例えば、高石文部次官が自分の衆議院選挙に絡ませて中曽根総理大臣の意を受けて強引にやらせた、そういうことじゃないか、私はそう思います。 それで、この人の強引さというのは、今から高石問題について質問いたしますけれども、もう大臣も周知の事実でございます。
一九八七年十月二日、中曽根総理大臣と高石文部次官がこの日に二回会談をした。一回目は高石次官と塩川文部大臣も一緒だった。二回目は高石さん一人だった。こういうことが言われて、新聞に書かれておりますから御存じと思いますけれども、総理官邸で行われた。
そして加藤労働次官起訴、高石文部次官逮捕、官界。そして今後、政界への捜査の問題が今着手されておる。これはやはりいわゆる政財官の構造的な事件である、こういう御認識の上に立って捜査が今進められておるのか、この点についてお伺いしておきたいと思います。
だから江副という人が教育課程審議会の委員に、高石文部次官のときにやったんだなんだという問題じゃないんですよ。そうしますと、文部省とリクルート社という情報産業の会社とは、まさに、複雑なというか非常に緊密な関係だ。 それから、文部省の企画官ぐらいの人たちがリクルートの「リクルート・カレッジマネジメント」とか「キャリアガイダンス」とかというのに寄稿しておる。論文を書いておる。
例えばそれにつきまして申し上げますと、六十三年六月二日、九州芸大二十周年記念式典に高石文部次官がいらっしゃって祝辞を述べた。その後でありますけれども、全くそれまで議論となっておりませんでした地元における附属研究施設の概算要求というものが大学で極めて慌ただしく取りまとめられまして、概算要求が出されるという経過になりました。
もちろん当時の高石文部次官の強い後押しがあったということは容易に想像されることであります。とすれば、十八人中の三人、経済界から送り込まれた六人のうちの三人、それがリクルート汚染という形でまさに公職から身を引かなければならぬという状態にあります。一体この大学審議会、これをどういうふうに考えたらいいのかということになります。
当時の高石文部次官、それから労働省の加藤前次官も次官室だ。面識のない人が秘書官に会いに来るんですからね、大蔵大臣秘書官の部屋じゃないかと思うんです。秘書官の部屋というのはどこにあるんですか。
現に、この疑惑の中心人物である江副氏は教育課程審議会委員、大学審議会委員等に任命され、また当時の森文相や高石文部次官などは未公開株の譲渡で莫大な利益を得ている事実があります。子どもに真実を教えることを旨とする教育にかかわっての汚職の疑惑であり「真理と正義」をうたう教育基本法の基本理念からも、父母、教師、国民に対して事の真相を明らかにすべきであります。
○勝木健司君 最後に、リクルート問題についてでありますが、十一月三日の文部大臣の記者会見で、前の高石文部次官のこの問題が取り上げられておるわけでありますが、調査をしていく、遺憾であるというふうに言われておりますけれども、その後どういう状況になっておるのか。
高石文部次官も加藤労働次官もこれにかかわっておるわけであります。きょうはまた、NTTの問題を少し取り上げさせてもらいたい、こう思います。 そして、そういう中曽根政治のもとで、江副前会長は、大変重要な政府の税制調査会の特別委員、文部省の教育課程審議委員、大学審議委員、土地臨調の参与というものに任命をされたわけです。そして、これは全部途中でやめなければならなかった。