1949-08-25 第5回国会 衆議院 建設委員会 第24号
二十五年度に対しましては、まだどの箇所幾らというところまで案はできておりませんが、非常に大きなわくの中には、高知縣及び愛媛縣内にただいまのところはそれぞれ二キロくらいを執行しようというような心積りで、予算の計数の整理をいたしております。続けてやはり工事はやるものと思つております。関係筋でもそういうものはもちろん認めると思います。
二十五年度に対しましては、まだどの箇所幾らというところまで案はできておりませんが、非常に大きなわくの中には、高知縣及び愛媛縣内にただいまのところはそれぞれ二キロくらいを執行しようというような心積りで、予算の計数の整理をいたしております。続けてやはり工事はやるものと思つております。関係筋でもそういうものはもちろん認めると思います。
特にこの地域より産出すべき鉄道枕木の数量は、無盡藏というべく、これら物資をすみやかに消費ルートに乘せ、民生の安定に寄與せしめるならば、國土再建の大業の一翼を全うすることも至難にあらず、また四國循環鉄道完成後の四國、九州を結ぶ九・四連絡航路の開始によつて、高知縣及び徳島縣の縣民のこうむる福利増進に寄與すること多大なりと確信いたします。
またしてもその備考の欄で和歌山県、高知縣及び兵庫縣等の水害については右に準ずる措置を講ずること、まことに冷淡なる扱いより與えられておらないのであります。御承知のように現在の政府はヒユーマニズムをもつて立つている政府であるということであります。
備考、和歌山縣、高知縣及び兵庫縣等の水害地については右に準ずる措置を講ずること。なお右の國庫補助による補助及び府縣の負擔する額は早急に各縣別に決定する豫定」こういう了解事項を今閣議で決定いたしました。なお私といたしましては決して今囘の東北地方その他の水害に對して無關心どころではない、多大の關心、重責を感じておる次第であります。