1961-10-27 第39回国会 参議院 災害対策特別委員会 第6号
やむを得ず井戸からくみ上げるために、莫大な土地が沈下をして、高潮ごとに水につかり、工場と誓わず人家と言わず道路と言わず、全部のものがつかってくる。これは、われわれといたしましては重大な問題に考えております。
やむを得ず井戸からくみ上げるために、莫大な土地が沈下をして、高潮ごとに水につかり、工場と誓わず人家と言わず道路と言わず、全部のものがつかってくる。これは、われわれといたしましては重大な問題に考えております。
しかし今日の大阪の地形は、御承知のように風水害等のために年々沈下いたしまして、どうしても防潮堤を講じなければ、西大阪は毎月高潮ごとにつかるというような現状でございますので、どうしても根本的な対策が必要でございますが、そうした計畫の前に、応急対策として新淀川をはさむところの南北土佐堀川、江戸掘、木津川、尻無、その他の河川修理を全部防潮堤を完備いたしまして、応急対策を講ずるわけでございます。