1993-03-25 第126回国会 衆議院 商工委員会 第6号
それから、高温岩体でございますけれども、これは先生御指摘のように、従来型の地熱発電は地下の熱水を取り出すわけでございますけれども、高温岩体発電が可能になりますと、熱水が存在しなくても地下のエネルギーがそのまま利用できるということでございまして、我々も大変期待して、この研究開発をやっております。
それから、高温岩体でございますけれども、これは先生御指摘のように、従来型の地熱発電は地下の熱水を取り出すわけでございますけれども、高温岩体発電が可能になりますと、熱水が存在しなくても地下のエネルギーがそのまま利用できるということでございまして、我々も大変期待して、この研究開発をやっております。
そこで、よく私の見通しが立たないのは、水素発電と高温岩体発電方式、高温岩体発電もかなり有望であるという報道なんでありますが、通産省の研究技術水準でこれらを眺めると何年後ぐらいにこの二つの新エネルギーというのは実験段階から商業ベースに乗る、それはこれから何十年先のことなのか、おおよそのめどはどの辺に想定できるのか、その辺ちょっと聞かせてもらいたい。
政府が予定をいたしております二〇〇〇年、二〇一〇年の目標に対して、新エネルギーが占める割合は増加率が非常に少ないような受けとめ方を私はいたしておるわけでございまして、我が党は原子力にかわるこうした新エネルギーに対して、あと石炭の無公害化の利用だとか水力発電所の未利用エネルギーの活用だとか風力発電、高温岩体発電、地熱発電、このような形のものを幾つか提唱をして、研究開発にもっと力を入れろ、こう言っているわけでございます
したがいまして、我々NEDOといたしましては、まず地下にある地熱のポテンシャルを的確にキャッチするといいますか、探査技術の開発、同時に、そのキャッチしましたポテンシャルを効率よく取り出すという、採取の技術開発に全力を尽くしておるところでございますが、これらに加えまして、先生御指摘のような高温岩体発電システムについても、現在NEDOといたしましては山形県の肘折というところで要素技術の開発をいたしております
これは、この計画表でも、四十万キロリットルを六百万キロリットル、十五倍の伸び率を予測しておるわけでございまして、地熱発電の資源の地域偏在等が非常に問題になろうかと思いますが、特にまた最近、高温岩体発電ということで大きくクローズアップを見ておるところでございます。これらについての研究開発はどのようになっておりますか。
さらに、新年度で新エネルギー開発に関係をする予算額が、例えば太陽光発電、燃料電池発電、風力発電、メタノール発電、太陽電池発電、それから既成のものとして地熱発電所、海水揚水発電所、高温岩体発電所、これらについてどのくらいの規模の事業が予定をされているのか、最後にお伺いをして、私の質問を終わりたいと思います。
第三に、地球環境問題の抜本的解決に貢献する可能性の高い核融合、CO2の固定化・有効利用技術、高温岩体発電技術等の革新的技術については、研究開発の目標時期の設定、国際的な共同研究開発体制等の整備強化を検討する必要があると存じます。
これを高温岩体発電システムと称しておりますけれども、この面も今実地にあるフィールドでそれが有効に取り出せるかどうかの研究をしておるところでございます。 ただ、日本国でどういう地熱の分布があるのかということもまだ詳細に我々知り尽くしておりません。
また引き続いて、高温岩体発電はただいま日米独で研究しておりますが、最近明るい見通しがついてきております。日本はさらに、より一層完成したものをつくりたいというので、独自の研究を続ける予定です。これが完成いたしますと、恐らく一つのエネルギー変革になることでありましょう。これに引き続いて、高速増殖炉、核融合の時代に入っていくだろうと思います。
また地熱につきましては、IEAの協力の一つといたしまして米国のニューメキシコ州フェントンヒルにおきましてHDR——ホット・ドライ・ロックという高温岩体発電の研究開発を行っております。これは西ドイツも一緒に参加しております。 そのほか中国煤炭科学研究院とともに日中石炭液化技術の開発をやっておりますし、またアラブ首長国連邦におきましては太陽熱を利用した海水淡水化装置をやっております。
また、日本、アメリカ、西ドイツの国際協力事業でございます高温岩体、非常に温度の高い岩を利用しましてその熱を発電に利用するための高温岩体発電につきまして、その実用化の研究を進めることにいたしております。
○丸谷金保君 一般会計、特別会計の区分をそういうところでやっているというお話ですけれども、たとえば、それじゃ高温岩体発電システムの研究という一般会計の予算項目がございますね。それから深層熱水供給システム開発、これが石炭石油代替エネルギー会計。それから同じような熱水利用発電プラントの開発というのは今度は電源多様化勘定。
そうなりますと、やっぱりこれはたとえば火山高温岩体発電等々にしましても大きな期待を現実問題として持てるのかどうかという点については、これはやっぱり余り大きな期待を持ち過ぎるとエネルギーバランスに影響がある。ですから、われわれは実現可能なエネルギー対策というものを常に用意しておかなきゃいかぬと思うんですね。