2002-07-01 第154回国会 参議院 行政監視委員会 第8号
法医学の高津教授らの出しております平成十一年三月の「乳幼児突然死症候群(SIDS)診断の法医病理学的原則に関する提言」というのが、これが現物でございますが、その中には明確に、今の日本のSIDSの診断にはその精度に非常に幅があり過ぎる、もっと厳密にしなきゃいけない、精度の高い解剖や、死亡児に関する十分な情報の収集や、外因死や虐待の可能性が完全に否定されているかどうかなどをきちっと調べて、うつ伏せ状態で
法医学の高津教授らの出しております平成十一年三月の「乳幼児突然死症候群(SIDS)診断の法医病理学的原則に関する提言」というのが、これが現物でございますが、その中には明確に、今の日本のSIDSの診断にはその精度に非常に幅があり過ぎる、もっと厳密にしなきゃいけない、精度の高い解剖や、死亡児に関する十分な情報の収集や、外因死や虐待の可能性が完全に否定されているかどうかなどをきちっと調べて、うつ伏せ状態で
○若松政府委員 生ワク研究協議会がその衝に当たっておったわけでございますが、一応その目的を達しまして、協議会そのものは解散いたしましたけれども、先ほど来のお話のように、投与後の麻痺性患者の発見とその鑑別であるとかいうような問題は、サーベイランスの組織をそのまま持続いたしておりまして、東大の高津教授を中心にしてそのような鑑別組織を続けております。
それから一方容疑患者の届け出及びそれの検査でございますが、これはやはり昭和三十七年から発足いたしました高津教授を班長とする委員会で、一つ一つのケースを検討しておるわけであります。ただし、これにつきましては、地方の末端のお医者さん方の協力とか、あるいはこれは厚生省の厚生行政上のPRでしょうが、各都道府県の衛生部のPRとからみまして、まだまだ理想的な状況にはいっていない。
○熊崎政府委員 私ども高津教授あたりから聞いておりますのは、いま多ケ谷先生のおっしゃったとおりでございまして、学者の方が任意に自発的にやっていただいたということで、厚生省側からそういうことをやってくれということを頼んだりした事実はございません。
私の了解しておりますところでは、高津教授や何かは、一応これは国家検定が終わった安全な品である。したがってこれを、高津教授は実験ということばを非常におきらいになりまして、実験ではない。定期投与として御自分でお使いになるのだ。そういう正しい臨床観察や何かは非常に詳しく調べる、そういうお考えでおやりになったことと私は承っております。
三番目は、東大の高津教授のもとで投与が行なわれている方法と、疫学的追求のその科学的成果の発表がございません。大衆の中に流れているのは、各大学の中でやるほかに、大学の先生の出先の一般病院の中で投与されている、また、それが夜間のアルバイトによってやられているというような風聞も一般には流れている。
それで、先ほど高津教授が言われたように、千人おそらく保有者があって一人患者が出るくらいの率で感受性層にまき散らすわけです。しかしながら、そのまき散らす範囲というのは感受性の人間の接触範囲に限られておりますし、それから、ポリオの流行期が夏の間でありますから、したがって、ほかの膓管でふえるというビールス、すなわちコクサッキー、エコーというようにタイプがいろいろございます。
それから、ただいまの国産品につきましては、高津教授のところの数百名という非常に精細な臨床観察、そういうお医者さんがつきっきりで観察して投与をするというような多数例におきまして、一例もそういう例はないわけであります。直接作用でひどい下痢を起こして熱を出している、死なないまでも、非常にたいへんな治療を要するという、そういう例は一例もないわけでございます。
○参考人(中村文彌君) 先ほど私、伺いませんでしたが、結局高津教授が言われたところと全く同じになると思いますが、私ども臨床家としまして、非常に長年苦しみ悩むポリオの患者に対しまして、どうか打つ手はないかといって苦しんでおったのでありますが、それに対しまして今回生ワクチンができました。