2020-05-27 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第5号
プルトニウムをMOX燃料にして再び使うプルサーマルですが、さらに高次化プルトニウムという使用済燃料問題が生じます。規制委員会は、今回、エネルギー基本計画との整合性について、経産大臣への意見照会を行っています。エネルギー基本計画には、高レベル放射性廃棄物の減容化、有害度低減等の観点から、使用済燃料を再処理し、核燃サイクルを推進する、このように記されております。
プルトニウムをMOX燃料にして再び使うプルサーマルですが、さらに高次化プルトニウムという使用済燃料問題が生じます。規制委員会は、今回、エネルギー基本計画との整合性について、経産大臣への意見照会を行っています。エネルギー基本計画には、高レベル放射性廃棄物の減容化、有害度低減等の観点から、使用済燃料を再処理し、核燃サイクルを推進する、このように記されております。
また、産業の高次化に伴う技能労働力不足が深刻化する一方で、若者が単純労働を嫌うため、技能があり給料も安い外国人労働者が産業界の要請にこたえているという問題も深刻です。 第二は、水力発電の潜在力をブータンの開発にどのように結び付けていくかということです。
これは、そうですね、二〇〇六年から二〇一〇年までの間に産業構造の大転換、つまりこれから国民の潜在的な需要も、どっちかといえば健康に対する不安の解消ニーズでありますとか、それから居心地の良い空間に住みたいとか、非常にニーズが高次化してきまして、それらを実現するような形の情報産業でありますとかバイオ産業、医療・介護関係の社会福祉ビジネス、それから環境関連産業などがきちっと事業化をされて、雇用創出が行われて
そして、この事業が、高速増殖炉というのが高速中性子を多量に利用可能という特性を生かして、プルサーマルの実施に伴い高次化したプルトニウムや軽水炉使用済み燃料の再処理から生ずる高レベル放射性廃棄物にも含まれるいわゆる長半減期物質をこの炉で燃焼する技術の開発を含むとしていることも、軽水炉技術が長きにわたって世界各地で安心して利用できるようにする観点から適切であると考えます。
プルサーマルも、うたい文句の資源の有効利用、これを実現しようと思いますと、一回きりでなく何回も繰り返しやらなければなりませんが、そのたびにプルトニウムの高次化現象が起きまして、どんどん始末が悪くなります。高レベル廃棄物もふえます。プルサーマルは愚かな技術と言われているゆえんです。危険性もふえます。労働者被曝もふえます。経済的にも引き合いません。
○吉井委員 そこで次に、プルサーマルをやって高次化したプルトニウム燃料の再処理でどんな問題が出てくるというふうに科技庁の方は考えておられますか。
○加藤(康)政府委員 高次化されたプルトニウム、高次化と申しますのは、プルトニウムの239、それが中性子をためまして240とか241、242になっていきまして、そういう数の多い方がだんだんふえていくということでございます。その中の239と241は分裂いたしますが、240と242はなかなか分裂しない、そういうことでございます。
○加藤(康)政府委員 高速炉の場合、普通燃料を燃やしますとプルトニウムが高次化いたします。そういう意味で、軽水炉におきましてはなかなか何度もリサイクルしづらいわけでございますが、高速増殖炉におきますとそのような高次化されたプルトニウムも燃料として使える。そういうわけでございますので、何回を想定しているかというと、かなり繰り返し繰り返し回すことができるということでございます。
○吉井委員 これは高速増殖炉ですから、増殖するわけですから、そこには、使用済み燃料の再処理、高次化したプルトニウムの再処理、ガンマ線の問題だとかさまざまな問題があるわけです一ですから、プルトニウムの技術とナトリウムの技術、それらを一体として見たときの、今あなたもおっしゃったプラントのさまざまな問題、いずれにしても技術的にはそこをやはり解決していかないとなかなか実用化というところに行くものじゃないということは
プルサーマルをやったときに、MOX燃料の再処理は、これはプルトニウムの高次化とかガンマ線量の増加とか、それから燃焼度が高くなってくる問題など一層難しくなるが、その技術開発はまだできていないんだ、仮に技術が完成しても、第二再処理工場をつくって別のプラントでMOXの使用済み燃料の再処理をやらないとだめだ、今建設中の第一再処理工場ではMOXは処理できないという話も会社から伺いました。
○鈴木参考人 お尋ねの点は、プルトニウムの高次化ということは何か性格の違いもあるのだというお尋ね、ちょっと私、御質問の内容を十分把握し切れておりませんが、こういう御質問であれば、それに対してお答えしたいと思います。つまり、原子炉にはいろいろなタイプがある。
先ほどからプルサーマルの安全性について先生方の間では意見が違うようなので、素人から見ると、どっちなんだということでよくわかりませんけれども、先ほどどなたかの質問に対するお答えの中で、鈴木先生が先にお答えになり、その後海渡先生がお答えになりましたが、海渡先生がお触れになった高次化とか制御の問題について、鈴木先生はそれに対してどう反論なり補足をなさるのかというのをまずお聞きしたい。
私も、プルサーマルについてもう少しお聞きしたいのでありますが、高次化という問題、聞くところによりますと、高次化も、前にどういう炉で燃やしたかによって非常に性格が違う、まさしくだだっ子のように、前に燃やしたところによって非常に性格が違うというふうに聞いているのですが、そのことについて三人の参考人の方にお聞きしたい。
今回は、主として既存の都市集積というものを十分に活用しながら、しかも特定の機能ということではなくて、むしろ都市機能の高度化あるいは総合化といいますか、そういうことで全体的な都市としての機能の高次化を図ったりあるいは居住環境の整備をする、こういうことでございます。
そういう意味で、私は地方都市の機能の高度化あるいは高次化ということが、これからの地域振興の施策の上では大変重要じゃないか。 従来、都市機能という見方で地域立法したことは実はございません。
「都心部の都市基盤は、道路、公園、鉄道など、比較的高水準に整備されているが、こうした都市機能の水準を維持しつつ都心機能の高次化を進める必要がある。そのためには、地域によっては民間の都市機能更新の動きを全体的にコントロールして業務機能の総量の抑制を図り、都市基盤への過度の負荷が掛からないよう計画的に整備を進めていくことが必要である。」
しかしながら、医療に関しましてもあらゆることに関しましても、生活の質がだんだんと高次化するにつれて社会保障、福祉生活についても質が問題となってきている。これを財政で全部賄っていくというのは非常に困難である。そうでなくても困難であるわけですね。
という指摘をされまして、さらに、「公共投資が多様化し、住民ニーズが高次化するにしたがって公共投資の総合評価がなされない限り、経済動向のみならず都市構造・市民生活感との乖離は拡大せざるをえない。」というふうに述べておられます。そして、「公共投資の効果が経済的効果のみでなく、非経済、経営、財政効果とひろがるにしたがって、その最適パターンの決定は困難となる。
そういう質的なもの、質的な高次化ということをやれば、二次産業というのはまだ違った形で共存し得るわけです。水平分業というのは、自動車は日本がよくてあとのものはつぶれるという形ではなくて、あらゆる産業においていろいろな国の商品が共存し得るという形をとらなければ、日本は特定の輸出産業に特化してしまう。香港を大きくしたような産業構造になってしまう。
さらに最近、動力炉・核燃料事業団のプルトニウム開発で行なわれた高次化プルトニウムの実験、その被曝状況の問題について話を聞きました。そうすると、ここでは三カ月の間に五百五十ミリレムという数字が出てきております。私たちの日本においては、まだ原子力を動かしている施設は少ないです。しかもこれが、六〇年代は重油を中心とする電力の果たした役割りが、全体の大気汚染という公害の中で大きな位置を占めておりました。