1994-05-26 第129回国会 衆議院 決算委員会第四分科会 第1号
具体的に、例えばただ東京都あたりで高次処理、あるいは通常処理して出す水は、やはり一〇ppm以下で出していることは事実でございますけれども、それは場所場所によって、環境基準を守るという中で下水道を位置づけたり、それぞれの施設を位置づけさせていただいておりますので、水がたくさん流れている場所については、そういったものが入っていって一つの自然環境をつくるということは当然あろうかと思いますけれども、やはり水
具体的に、例えばただ東京都あたりで高次処理、あるいは通常処理して出す水は、やはり一〇ppm以下で出していることは事実でございますけれども、それは場所場所によって、環境基準を守るという中で下水道を位置づけたり、それぞれの施設を位置づけさせていただいておりますので、水がたくさん流れている場所については、そういったものが入っていって一つの自然環境をつくるということは当然あろうかと思いますけれども、やはり水
したがいまして、滋賀県では従前から、窒素、燐を除去する高次処理装置を備えた下水道や農業集落排水施設の整備、あるいは県下すべての市町村を水質汚濁防止法に基づく生活排水対策重点地域に指定して推進している生活排水対策や、窒素、燐対策を含む工場排水規制などを実施してまいったところであり、主な発生源に対して現行の法制度下において講じることが可能な施策は可能な限り強化を図ってきたところでございます。
いま一つは、排水処理の技術水準から見まして、工場、事業所に脱窒、脱燐の高次処理施設をどのように設置させるかという問題でありまして、資金面やランニングコストの問題等々筆舌にあらわせない障害と辛苦を味わってまいりました。
したがって、四点の議員立法をお考えいただく際には第一点の中公審答申を当然守っていただく内容であり、かつ財政面につきましても御配慮を賜らないと、たとえば屎尿あるいは工場、事業所の高次処理に対する非常な高額経費がかかっているものに対する対策については、さてどうするかということになりますと、ざる法になるような法律では困るということでございまして、その辺を強く要望もし期待もいたしておりますので、よろしくお願
さらには燐、窒素の高次処理をやりますとかなりの財政負担が、たとえば屎尿処理場におきます負担におきましても、滋賀県の全県尿処理場のプラントが昭和六十年に稼働をいたしますと、三億七千四百万の多額の、一般処理費よりも多くの支出を公共負担しなければならないという問題がございます。したがって高次処理に対する財政援助の方策をひとつお願いをしたい。
この三次処理、高次処理を含めて、今度べらぼうに予算をふくらましてあるわけですけれども、これは滋賀県の同意を得てというのは、いろいろな住民関係とか、必ずしも簡単な仕事ではない、御承知のとおり。それを含めて、これを完全に実施をする見通しはいまあるんでしょうか。
○野口委員 それの一つの方法として、水系ごとによる水質管理基金、これは仮称ですが、そういうものを設けて、国、関係自治体、あるいは事業者などが拠出しまして、水質保全のための高次処理等に積極性を持たせるというような考え方が一つあると思うのですが、これについてはいかがな考え方をお持ちでしょうか。
それから下水道の三次処理及び屎尿の高次処理、これも建設省でしょう。それから家庭雑排水対策、これも下水道と関連するからおたくの方じゃないですか。農業排水対策、これは農林水産省だと思うんですね。そうすると、関係省庁から言ってくるとと言っているけれども、害際はあなたのところがほとんど全部なんです。
滋賀県の方で要望書があり、その中には、調査研究体制の確立、下水道の三次処理及び屎尿の高次処理、家庭雑排水対策、農業排水対策など総合的対策が必要だというふうに要望しておりますが、これらの諸対策とこの総合開発事業としてはどのように進めていかれるのか。ここら辺の問題になるとこれは総合開発ですから建設省の問題だと思うんですけれども、いかがですか。
瀬戸内海等の保全と同様に、水質保全の立場からN、Pの高次処理を必要としますが、この際の多額の負担金を県が支出をしていることは余議ないことであるとして現在もそれをやっているわけであります。この建設費につきまして、建設省の関係になると思いますが、補助対象にすべきではないか、このように思うのでありまするが、建設省の考え方をひとつお聞かせをいただきたい。
一方、静岡県におきましても動物の屎尿なりあるいは観光客、従業員等の生活排水につきまして、当初の計画を大幅に変更をいたしまして、高次処理を行うなどした上で地下水脈に直接浸透することのないように万全を期することといたしておるわけでございます。
札幌市は五十四年から下水道の第三次高次処理をするということで関係住民の了解を取りつけてきたようなんですが、この計画も五十四年にはできない、五十五年以降であると、こういうふうに延期をしているようです。そうしますと、いまのお話にありますように、五十三年度の結果を見てから初めて年次計画ができる、茨戸川の汚泥処理にしても。
このため、湾の大きさ、河川の流入状況、海水交換量等海湾域の容量に対応した保全と利用を図るとともに、東京湾、大阪湾等自然性の喪失及び水質汚濁等の進んだ海湾域においては、渚の回復、汚泥の浚渫、下水の高次処理を含めた汚濁の防止等の環境回復を積極的に推進する必要がある。
そういうものに対する完全な三次処理なり高次処理なりというものがまだ技術的にはっきり開発されておりません。したがって、そういう点から考えますと、やはり現在の日本の水質汚濁防止に対する考え方をもう一遍根本から見直して、河川や湖沼や水域というものをされいにするということを検討する必要がある、私はそう考えるのです。
これにつきまして、具体的な三次処理のあり方という面につきましては、工場等の面については、特に通産省の工業技術院が中心になりまして、この三次処理の具体的なやり方、実用化というような問題について詰めてございますし、下水道の方につきましては、先ほども申し上げましたように、建設省の方におきまして、下水道の面におきまして最終処分場でテスト的にBODなりあるいは燐なり、そういうものの高次処理の実験を現在やっておるという
したがいまして、これ以上の削減をするということでございますれば、先ほど水田先生からもお話しございました凝集沈でん等をさらに加えるという形の高次処理、そういうものまでが必要であろうかと思います。具体的な寄与率は、ちょっといまこの分だけ取り出してはございません。
どこにどういう汚染が出たからすぐ手当てをしなければいけないということ、また、一雨来て流れてしまったら痕跡がなくなるということのないような方法もできますので、さらに資源調査会とタイアップいたしまして、今年度から水質の、これは多目的でございます有効利用、水を二回も三回も再利用するということと、高次処理を組み合わせたシステムを開発しようという調査も行なっております。
○吉田(泰)政府委員 琵琶湖等、特に内水につきましては富栄養化等の問題もあり、特に高次処理が必要な事情にあることは承知いたしております。そういう点で十分前向きに検討したいと思いますが、二次処理すら全国的にはまだこれからという段階でございまして、予算の伸び率こそ高いのでございますが、基礎額が少ないわけですから、これを急速に伸ばすということが何といっても第一であろうと思います。
そのためには下水道の早急な整備、窒素、燐等を処理する高次処理の重点的開発、湖水の自浄作用を強化する内湖の造成、埋め立てと工業開発、観光開発などの必要な規制、重金属やPCBの放流の厳禁などを中心とした汚染防止計画の策定と、その実施こそ先決であります。
わが党は、当面治水対策の強化、水質の保全対策など、必要な施策を強めるとともに、水資源開発は学者、専門家の総合的な研究の結論と住民の納得のある開発に限定し、工業用水の節約、回収率の向上、ビルなどの業務用水の雑用水への切りかえ、下水の高次処理など、水質の保全、海水の淡水化などの開発と研究、実施に重点的に取り組むことを主張します。 以上で反対討論を終わります。
とすれば、これは琵琶湖開発に何年かかるかといえば十年ぐらいかかるだろうという話ですけれども、そうすると、その十年の間に、水の高次処理をやって、いい水を取るという研究に、琵琶湖を開発するくらいの金をかけたら、私は十分できると思うんです。自然をこわさんで、水が十分供給できる道がある。安易な道に立ってやろうとするから、あと取り返しのつかぬことになる。