2009-01-13 第171回国会 衆議院 予算委員会 第5号
○麻生内閣総理大臣 高橋是清内閣にさかのぼっての過去の歴史に学ぶという観点からの山本幸三先生からのレポートというのは、拝読をさせていただきました。
○麻生内閣総理大臣 高橋是清内閣にさかのぼっての過去の歴史に学ぶという観点からの山本幸三先生からのレポートというのは、拝読をさせていただきました。
昭和七年か、高橋是清内閣以来初めてのデフレーションというのを日本はやっておりますので、物価が下落した経験というのは、いわゆる戦後の役人じゃその種の経験はゼロですから。そういった意味では、今回給与が五%下がった、退職金が八・何%下がった、この四年間でですよ。
不況というものは、少なくとも我々は過去七十年間デフレをやったことがありませんので、デフレイコール不況、インフレイコール好況という、何となく漠然とした認識がありますが、戦後一貫して、もしくは昭和二年、高橋是清内閣以後、日本はほぼ一貫してインフレ下でありました中でも、不況もあれば好況もあったということでして、したがって、逆に、デフレであっても、不況もあれば好況もある。
マイナス一〇%とか、一年だけ消費者物価が下がったという例は過去にもございますけれども、二年連続、一%か〇・五%とはいえ二年連続下がったというのは今度が初めての経験でありますので、これはデフレ、デフレーション、定義はいろいろあるんですけれども、このように二年連続続いてくるという状況は、これはやっぱりデフレと呼ぶべき状況ではないかなと思って、そういう意味では戦後初めての状況になってきておりますので、高橋是清内閣以来少
少なくとも、マイナスになっているという状況は戦後初めてで、多分、昭和二年か三年、高橋是清内閣のときに一回だけそのような現象が起きたという以外は、少なくとも昭和では二回目、戦後では初めてということですので、その対応をやっております大蔵省の方々もその経験は全くない。
○小柳勇君 もう一回これは、くどいようですけど言っておかなければなりませんが、ちょうど大正十一年の高橋是清内閣のときでありますが、当時の不況、失業の増大、それから軍備縮小もあったようでございますが、失業の増大で労働運動の激化や小作争議の多発など、これをその方向に吸収するという目的もあったようです。そうして現在まで少しずつやってまいりましたが、百五十線のうち現在六・八%しか工事が進んでいない。
大正十一年、ちょうどそのときは高橋是清内閣のときだと思います。担当大臣は、山本達雄氏が当時農商務大臣でありましたが、そこが担当しておりましたが、大正十一年にできまして、十二年から実施する予定でありましたけれども、たまたま十二年九月一日の関東大震災によりまして、これが無期延期になりました。