2008-06-11 第169回国会 参議院 災害対策特別委員会 第4号
その一つ前の慶長のときは豊後の大津波ですから、別府湾から四国、それから近畿の有馬—高槻構造線、これが恐らく一週間以内に続けざまに地震を発生するという、こういったことが起きたと思われます。 このように連発する、二つ影響があると思います。一つは、当然、累積効果ですね。どんどん被害が大きくなる。それで、外から見ていると、実質以上に危険だというふうに評価される。
その一つ前の慶長のときは豊後の大津波ですから、別府湾から四国、それから近畿の有馬—高槻構造線、これが恐らく一週間以内に続けざまに地震を発生するという、こういったことが起きたと思われます。 このように連発する、二つ影響があると思います。一つは、当然、累積効果ですね。どんどん被害が大きくなる。それで、外から見ていると、実質以上に危険だというふうに評価される。
そして有馬—高槻構造線というところに行く。だから、あの地震で検証されていることは、震源地があって、野島断層があって、神戸の地下の断層に移って、そして高槻方面にまで波及した。三つの段階が五秒ごとの差であって連続して起こった、こう言われております。
有馬−高槻構造線を初め、甲陽断層、芦屋断層などの幾つかの断層が存在しております。また、姫路以西におきましてはルート上を横切る活断層は少なく、一部広島・福団地区で数本の活断層が存在しているのみであります。
何よりもこの地域というのは土質がもろうございますし、近くを大きな有馬・高槻構造線——ここに私は断層地図を持ってきておりますけれども、(地図を示す)これにはっきり出ておりますように大きな断層が走っておりますから、これに伴って破砕帯も走っている、こういうところでございます。現に一昨年の台風でも山崩れが起こりましたし、昨年の十号台風でも裏山の山崩れを起こしております。
大阪湾にはもう一つ、有馬・高槻構造線という、京都の北から神戸の北を通りまして、東西に走る断層がございます。この二つの大きな断層は、いずれも大きな地震を起こす可能性がございますが、その周期は、現在の学問では数千年ないし十何万年というあいまいさでしかわからないという御説明でございました。