2019-04-24 第198回国会 参議院 災害対策特別委員会 第3号
昨年の西日本豪雨などの大規模な災害が相次いだことを踏まえて、御案内のとおり、三か年で集中的に取り組むことにしております防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策におきましても、高梁川本川で洪水氾濫等に対応した樹木伐採、河道掘削等を現在実施をしているところでもございます。
昨年の西日本豪雨などの大規模な災害が相次いだことを踏まえて、御案内のとおり、三か年で集中的に取り組むことにしております防災・減災、国土強靱化のための三か年緊急対策におきましても、高梁川本川で洪水氾濫等に対応した樹木伐採、河道掘削等を現在実施をしているところでもございます。
この新成羽川ダムのグラフを見ますと、十六時頃から流入量が急増して、その後、十九時には高梁川本川に合流する地点で危険氾濫水位を超えて、二十時頃には毎秒千二百トンを超えるという放流になる。二十二時半には毎秒二千トンを超える放流になる。新成羽川ダムは、最大放流量にその夜中二十二時半頃に達して、それから翌日のお昼頃までずっとそれだけ放流し続けるんですね。
元々、今大臣お話がありましたけれども、高梁川本川が急激に増水して小田川のバックウオーターを生んだと。その大きな主因として、上流域に十四、ダムがあるんですけれども、このうち、中国電力が管理する中国地方最大の新成羽川ダム、あるいは岡山県が管理する河本ダムなどの異常放流、これが高梁川本川の急激な増水につながった、そのことによって逃げ遅れるという事態が起こったんではないか。