1976-03-05 第77回国会 衆議院 文教委員会 第3号
なお後々のいま先生御指摘の点につきましては、これは公立高校標準法の関係もあるわけでございますが、地域の実態に応じてやむなくそういうことに相なっておるわけでございまして、望ましい姿かどうか、こういう点につきましては、私どもそれをもろ手を挙げて賛成しておるわけではございませんで、高校標準法どおりやっていただく方向にお願いをしたい、これが基本的な考え方でございます。
なお後々のいま先生御指摘の点につきましては、これは公立高校標準法の関係もあるわけでございますが、地域の実態に応じてやむなくそういうことに相なっておるわけでございまして、望ましい姿かどうか、こういう点につきましては、私どもそれをもろ手を挙げて賛成しておるわけではございませんで、高校標準法どおりやっていただく方向にお願いをしたい、これが基本的な考え方でございます。
○齋藤(正)政府委員 先ほど申し上げましたのは、司書教諭という問題についての考えを述べたのでございまして、今回提案申し上げたいと思っております高校標準法の改正におきましては、一定規模以上の学校図書館の運営に差しつかえないように、司書たる事務職員の定数を新たに加えるように立案してございます。
そこで、現在は交付税制度におきましては高校標準法の定数の算式に準じております。しかし、準じてと申しましても、これは非常に手のかかるものでございますから、たとえば全日制の普通課程におきまして二十人に一人の教員というところを、そのままにするわけにはまいりませんから、それに、さらに十五分の五十をかけるということでございます。
○政府委員(齋藤正君) 高等学校設置基準は、学校教育法に基づきまして文部省令で定められておるものでございますが、この中にいわゆる高校標準法と同じ事柄の事項が規定されております部分もございます。たとえば、学級規模等につきましては、高等学校設置基準の第七条、経過規定としての第二十九条等がございます。定数法につきましても、学級の標準を示しております。
○中沢伊登子君 もう一つ文部大臣にお尋ねをしたいことは、公立高等学校の一クラスの定員のことでございますが、ちょうどタイミングよく、この問題を質問しようかと思いましたら、けさの新聞に、何か閣議決定で現行の高校標準法の附則五項、六項、あれを撤廃するとかなんとかいうことが出ておりましたが、これを撤廃なさることは決定されたわけですか。
○国務大臣(灘尾弘吉君) 現在は御承知のように公立高校標準法の附則において臨時の措置をとっておるわけであります。これが、ある時期がくれば解消する問題と私は考えます。それからが正常な状態として、ものを考えていくということになろうかと思っております。