1955-05-17 第22回国会 衆議院 運輸委員会 第10号 次に紫雲丸沈没の原因については、責任者一部死亡のため、詳細は海難審判を待たなければ判明しないのでありますが、本航路は宇野−高松間海上十八キロ、航行約一時間程度の平水航路であり、平常の場合は平易の航路と見られるが、船舶の輻湊、潮流の激甚等に基く航行上の困難は想定せらるるにかかわらず、これに対する万全の対策の欠如によることが認められるのであります。 加藤常太郎