2015-08-04 第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第7号
武力をもって日本に対してそれを阻止するという仕組みに対して反撃しなきゃいけないということを言っているんでありまして、備中高松城の水攻めってありますよね。あれだって、どこかの土建会社に頼んで堤防を造ってもらって水をためたから水攻めというんじゃないんですよ。
武力をもって日本に対してそれを阻止するという仕組みに対して反撃しなきゃいけないということを言っているんでありまして、備中高松城の水攻めってありますよね。あれだって、どこかの土建会社に頼んで堤防を造ってもらって水をためたから水攻めというんじゃないんですよ。
日本で見ても、豊臣秀吉はその天才だと言われて、私の地元の岡山、備中高松城水攻めを初めとして、こういった補給路を断つということにたけた政治家でした。 そして、第二次世界大戦を見れば、あらゆる、インパール作戦、レイテ沖海戦、マリアナ沖海戦、マレー沖海戦等々の主要な戦いは全て、補給路または航空中継基地をめぐる戦いであったということであります。
それから家康の駿府城、あるいは名古屋城も河村市長が言っておりますし、あるいは高松城、あるいは萩のお城。こうやって日本各地の城郭文化を復元していく、それも地域の力で復元していく。まさしくこれ地域再生じゃないですか。
そして、「軍師官兵衛」でございますが、いよいよこれから、地域の話題になって恐縮なんですが、私の岡山の備中高松城、これは岡山市の北区高松という地区でございますが、水攻め、佳境に入ってまいります。非常に楽しみでございます。
金沢城、福井城、駿府城、名古屋城、高山城、安土城、二条城、津山城、萩城、高松城、福岡城。十一のお城の天守閣の復元、周辺整備のそういう計画が地方にあります。その金額を全部足してみたら、何と千五百九十億円ですよ。千五百九十億円で十一のお城が完成するんですよ。
岡山の高松城を攻めているときに、本能寺の変が起きて信長が殺された。そこで秀吉が、高松城を攻めるか、あるいは取って返して明智光秀を攻めるか、そういう局面があった。今は全く同じ局面だ。二つの敵がある。財政改革、行政改革という今の当面している敵。そこに新たに景気対策という緊急の事態が、火の手が上がってきた。そのときにどうするか。これは各個撃破するしかない。しかし、一番緊急なものにまず当たるべきだ。
(「高松城の兵糧攻めだ」と呼ぶ者あり)高松城の兵糧攻めだと言っていますけれども、戦国時代には、余りきれいな手じゃないけれどもよく使った。この間「おんな太閤記」を見ていたら、秀吉が兵糧攻めをやる、そうするとねねさんが、侍でもない人をひどい目に通わす、そんな無慈悲なことをしてはなりませんと一生懸命言う。こんなやり方をしたら、あなたは無慈悲な方だということになるわけですよ、これは。
あなたのほうは、外堀から内堀まで埋められて、大蔵省だけぽつんと残って、水攻めみたいになって、高松城のように腹を切っていただく。そこまでねじ伏せられるのじゃかなわぬかもしれませんが、そこまで来ておるのです。ここまで来たら一に大蔵省の態度にかかっている。私は大蔵省を攻める覚悟でストライキやれと言います。だから私は、きょうは水田さんか主計局長さんかのどちらかに出てきてもらわなければ困ると言ったのです。
その間どんどん水をためていって、高松城の水攻めではないが、水でもってぐんぐん押していきながら圧迫を加えて、すみやかに本日までに解決をした、そんなふうな経過のようにちょっと考えられるのですが、私の聞き違いでしょうか。どんなふうに事実を判断しているのでしょうか。