1953-12-04 第18回国会 衆議院 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号
その内訳を申しますと、ナホトカでソ連赤十字のシヤロノフ副社長から日赤の高木団長に渡されました引渡書によりますと、引渡人員は八百九名と相なつております。その内訳は、軍事俘虜が四百二十名、地方人が三百八十九名ということに相なつております。子供二人は正式の引渡人員の数には入つていないのであります。
その内訳を申しますと、ナホトカでソ連赤十字のシヤロノフ副社長から日赤の高木団長に渡されました引渡書によりますと、引渡人員は八百九名と相なつております。その内訳は、軍事俘虜が四百二十名、地方人が三百八十九名ということに相なつております。子供二人は正式の引渡人員の数には入つていないのであります。
これはあの高木団長の引渡書にはつきりと記載されております。それから子供二人は引渡済になつて母親の名前の下に括弧をしてわかるようにしておりました。そしてこれは八百九名のうちで軍事俘虜と地方人に分けておる、軍事俘虜四百二十名、地方人三百八十九名、そういうふうに分れておる。軍事俘虜というのはこれは軍人が主でありますが、一般人も混つておる。