2008-03-31 第169回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
富の配分ですね、これは高度経済社会でパイが増えているときと、今のように安定成長若しくは低成長といいますか、この時代と、少子高齢化で社会保障がどんどん増えていくわけでありますから、そういったことを考えたときに、基本的には私は先生がおっしゃるように、ただ単に同じようにシーリングを掛けてできるというふうには一般論としては思っておりません。我々もそういう自覚を持ってやらなきゃいけない。
富の配分ですね、これは高度経済社会でパイが増えているときと、今のように安定成長若しくは低成長といいますか、この時代と、少子高齢化で社会保障がどんどん増えていくわけでありますから、そういったことを考えたときに、基本的には私は先生がおっしゃるように、ただ単に同じようにシーリングを掛けてできるというふうには一般論としては思っておりません。我々もそういう自覚を持ってやらなきゃいけない。
高度経済社会の番人を標榜するのであれば、それに見合う人材の確保というものはこれから必要だと思います。どうぞ、ほえない番犬とやゆされないようにお気をつけいただきたいと思います。 私自身の提案ですけれども、行政コストを削減するという今の現時点では、人材確保とか増員というのも結構限界があるとは思います。しかし、事業官庁から大量に人を受け入れることも検討したらいいんじゃないかと思います。
しかも、先生御指摘のとおり、日本を支えておる中小企業の技術水準が高いということは人のレベルが高いということで、やはり農村社会の人材というものが日本の高度経済社会を支えた一つの大きな原因ではないかと私自身日ごろ思っておるわけでございます。 現在は不景気ということもありますし、産業の空洞化という御指摘もありました。
つまり、日本のすぐれた高度経済社会というものは品物と同時にごみを半分つくっているわけであります。これではとても続くわけはありませんので、今回出されました法律のようにリサイクル社会に向けて一歩二歩踏み出すということは政府全体の施策としても大変重要であるという理解を私は持っております。
それから、経済人の一人として感じますことは、やはり政財官という三つのネットワークが戦後日本の経済をここまでつくり上げてきたわけでございますけれども、その中で、自由経済の最も重要なことである市場経済といいますかマーケットメカニズムというものを尊重しない、マーケットメカニズムより、もっと啓蒙的といいますか、行政指導によって経済を運営した方が効率が上がるんだ、まさに戦後は上がったわけでございますけれども、高度経済社会
しかし、それはそれとしても、私は果たしてそれが十二分なものだろうか、今のような、今お話もございましたように、今日のこの円熟した高度経済社会においては必ずしもそれが十二分に消費の方に回るかどうかということにもいささかの懸念がある、それも私わからないことではありません。
従来は主として電源開発のための投資の前倒し発注でございましたが、今回につきましては、電源開発自体につきましてはこれを追加投資するというのは、現在の電力需要の伸びの状況からいきまして適当ではないということで、むしろいわゆる高度経済社会に即応したような信頼性向上という意味で、配電線、送電線をつくるための追加投資でございます。
したがって、これらの課題を解決し、活力ある高度経済社会を実現するため電気通信事業を自由化し、競争原理を導入することは時代的要請であり、これに伴って電電公社を民営化することも避けがたいこととなると考えるのであります。
しかし、高度経済社会、成長社会の終えん、そのことの中から私が実際に感じておりますことは、恐らく委員諸公も同じでございましょうけれども、大卒の就職が非常に困難になっているということであります。引きかえまして中学卒は、金の卵と言われなくなりましたが、依然としてそれに近い状態である。あるいはまた高校卒なら何とか就職ができる。
○三塚委員 そこで、小坂長官に引き続いてお伺いをしたいのでありますが、この改造計画の前提になります問題に、いわゆる高度経済社会がそこにあると思うのであります。いわゆる異常な成長率をもって伸びてまいりましたわが国の経済体制。
もちろん高度経済社会の中で農業だけが別ワクであっていいということも——私はそれを全面的に否定をするわけではありません。経済合理性を追求するということも当然あっていいと、そうでなければならないと思うのです。
あらためて言うまでもないことなんですが、このままでまいりますと、六〇年代と違いまして、ますます高度化していく高度経済社会の片すみに吹きだまりのように、たとえば失業者群、しかも年齢は相当高い、そういうような、スクラップ・アンド・ビルドの中でスクラップにされた人たちが大きく滞留をして、何かこれが新しい社会問題を提起していくということが目の前にあるような予感がしてしようがないわけなんです。
そういう意味では、それは各省各省にいろいろな問題がございますので、それは各省の立場において、たとえば通産省で申しますと、高度経済社会における大型プロジェクトというようなものをどのようにシステムエンジニアリングで考えていくかということであると思いますし、公害につきましては、あるいは厚生省がそういうことを考えなければいかぬ。交通についてはまたその所管省が考えられる。